2013年4月29日月曜日

ハンカチノキ


今日は4月29日「昭和の日」、元は昭和天皇の誕生日だったが天皇崩御により「みどりの日」と言う名称にしたが2007年(平成19年)に祝日法の一部改正で制定された祝日。

朝から晴天、天気予報では明日から下り坂との事なので神代植物園にハンカチノキを見に行こう。

先ず最初は植物多様性センターに行って見る→クリックして下さい。
神代植物園は年間パスポートなので券売機に並ぶ必要はない、入口でハンカチノキの場所を教えて頂く。

野外展示はサクラソウ展をやっていたが横目で見ながら、山野草園の小径に入るとキンランが咲いていた。
白と紫のコバノタツナミ。
 

ミヤマヨメナ、シラーヒスパニカ、これは多様性センターで見たシラーカンパニュラタと同じだな、どちらも和名は釣鐘水仙。


芝生広場の花壇前にハンカチノキの大きな木、満開の花はやっぱりみんなの人気者。
風に揺れている様はまさにハンカチ。



オオアマナ、シラン


カマヤマショウブ、ジャーマンアイリス


舌を噛みそうなトラデスカンチア アンダーソニアーナ、ツユクサ科だ、そしてこちらがお馴染みのムラサキツユクサ。


カロライナジャスミンは周囲に強い芳香を振りまいている。
花片を出し始めたフレンチラベンダー。
ナズナ、お馴染みの別名ペンペングサは三味線の撥に似る事からついた名前。



コゴメウツギ、ニシキギはとっても小さな花なので撮るのが難しい。


歩き疲れて藤棚のベンチでアイスを食べながらの一休み。
目の前のバラは蕾をいっぱい付けているが咲いているのはほんの一輪、二輪。


大勢の人達が集まっているのはボタン園。
シャクヤク園とボタン園は別々になっているので、ボタンが木でシャクヤクが草だというのがよく分かる。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とことわざがあるがボタンの方が木だから丈があるのになんで座れば牡丹なのかな、と思い調べた。

以下故事ことわざ辞典より
「芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせ、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける。百合は風を受けて揺れるさまが美しい。
これらのことから、芍薬は立って見るのが一番美しく、牡丹は座って見るのが一番美しく、百合は歩きながら見るのが一番美しいという説がある。」
なるほど納得。
 


シャクナゲ園もこんなに色々な種類があるとは思わなかった。
珍しいのを写真に納めた。
真っ赤なイブニングクロー、サッフォー、ブルーピーター



大きな木に目の覚めるようなルビーボウマン、貴婦人はピンクで中心に行くに従って白くなっている。
真っ白な花はクレスト。



2013年4月27日土曜日

町田えびね苑


ゴールデンウィーク初日の土曜日は朝から全きの快晴、こんな日は早く起きてカメラ片手に「さぁ出発」。

行き先は「町田えびね苑」、エビネを見られる時期は4月下旬〜5月上旬までなので多分今が一番の見頃だろう。
町田駅バスターミナル7番乗り場「藤の台団地行き」バスで終点下車、降りたところにえびね苑の大きな看板が見えるので南入口から入る。

エビネはラン科エビネ属の多年草。ラン程の派手さはないがここにはジエビネ、キエビネ、タカネエビネ、キリシマエビネ等が植えられており、ひとつひとつを見てみると様々な色があることが分かる。





 

 
ハナイカダが風に揺れている所を上手くシャッターチャンス。
ここではクマガイソウを見る事も出来る。
大きくふくらんだ唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立て熊谷直実(くまがいなおざね)にちなんで付けた名前。
葉っぱが扇のような面白い形をしている。


スズランが咲いている。
ユキモチソウが綺麗に咲いているのは今のところこの一つだけ、苑の方に教えて頂いたので見つける事が出来たが、茂みの中なので気がつかないで通りすぎる人が多い。
やはりナンテンショウ属だが、まるでお餅がプクッとふくらんでいるみたい。


水辺には色とりどりのクリンソウ(九輪草)。
サクラソウの仲間、花が花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることからこの名前がある。




ホウチャクソウもあちこちに。
今頃の時期に真っ赤な実を付けるこれは何だろうかな。


えびね苑の開園期間は5月12日(日曜日)まで。
山の斜面を歩くので歩きやすい服装で。
入口・出口は一カ所券売所のみなので一旦ここまで出て今度は反対側の北入口方面に歩くと薬師池公園の裏口はすぐ近くだ。

ヤブツバキはもう終わり、一輪・二輪咲き残っている。
池の近くに咲いているのは六尺藤、藤の下を通り抜け。


ここまで来たからには牡丹園も寄って見よう。
途中にあったベニバナトキワマンサク、花片の形がマンサクのように細くなっている。

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