2013年5月23日木曜日

虫こぶ?


毎日暑い、暑い。
今日も出掛けようと思った矢先、何だか空が曇ってきた。
天気予報では今日は雨の心配は無いとは言っていたが布団は取り込んで出掛けよう。

道の端ではガクアジサイが蕾を付けてきた。
甘い香りに誘われてふと見るとスイカズラの花が、白と黄色が混色しているが白い花がだんだんと黄色くなるそうだ。
歩いていると雨が、だが太陽は出ている、にわか雨だろうからすぐに止むだろう、布団を取り込んでおいて良かったナ。
白くて細かい花はシロバナシモツケかな。


植え込みの葉に赤い粒がびっしり? 何だか気持ち悪い、これは虫こぶと言って、昆虫の寄生によって形成されるそうだ。虫癭(ちゅうえい)、ゴールとも言われる。
葉の裏側からみると瘤が裂けている、成虫になって出た後なのか。


濃いピンクというより殆ど赤の鮮やかなスイセンノウ。道すがらあちこちで咲いている。
トマトが黄色の花を付けていた。


赤い実がびっしり、ユスラウメだ。昔、子供の頃田舎ではコンメと言っていた。とっても甘くて子供同士競争で摘んで食べたが今では誰も採らないのかな、思い出して一粒拝借、甘い。

下の方にはトキワツユクサの白い花。


他所のお宅の庭木から良い香りがするが、確か早春にナツミカンの実が成っていたような、花が咲いたんだ。











薬科大の池にはいっぱいに睡蓮が咲いている、前は下まで下りられたが今は立ち入り禁止の札が。


トベラがたくさんの花を付けている。
黄色の花はヘンルーダ、ミカン科の低木。


こちらの黄色の花はクサノオウ、尾崎紅葉が胃癌の痛み止めに使った「白屈菜」として有名な薬草との事。






研究路に入ってみるとリュウキュウハナイカダの花、ハナイカダは雌雄異株(雄と雌で木が異なる)で複数の花を付けるのは雄株。
ハナイカダの雌株には葉にそれぞれ一つづつの実が乗っている。


エンレイソウも果実を付けている、熟すと果肉は甘くなる。
ウグイスカグラも赤い実を付けているが食べると甘いそうだ。


この時期、花が終わり実をつけているのが多いな。
ヤブレガサのこれは実?それとも虫こぶ?
上から見るとこんなふうに葉が傘のように分かれている。


エビネがまだ咲いていた。
ホウチャクソウモドキが群生していた、下から撮ったが花の付き方はアマドコロに近いかな。


ギョウジャニンニク、ユリ科の多年草。
種を蒔いてから二枚の葉ができるまで7〜8年もかかり、さらに花が咲くのはその後2年も待たなければならない、ではこれは10年経ってやっと咲いた花なのか。

紫色の釣鐘形の花がたくさん咲いているが何の花だろうか?
多分薬科大の方だろう、お散歩中の方にお聞きしたところムラサキヒレハリソウ、別名のコンフリーの方が一般に良く知られていると教えて頂いた。
さすが良く知っているな。
家庭菜園などで栽培され若い葉は天ぷらやおひたし等で食され一時期健康野菜としてブームになったが、平成16年に肝障害を起こす例が多数報告され厚生労働省は食品としての販売を禁止しました。

白のシャクヤクも咲いていた。


ムラサキセンダイハギ、ハギと言えば普通は秋だが、これは初夏に咲く。
シロバナムシヨケギクとアカバナムシヨケギク。



白い花のセイヨウワサビ、根を乾燥させ粉末にしたものは粉ワサビや練りワサビの原料。
鮮やかな花はオニゲシ。


チョウジソウの一種だがこれは随分たくさんの花を付けている。

サラサウツギはウツギの中でも特に可愛らしい花。

細か〜いつぼみをたくさん付けている低木を発見、小さな花を苦心惨憺で撮る事が出来た。


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