今日も一日快晴、明日からお天気は下り坂の予報、洗濯を終えて昭和記念公園に行く。
あけぼの口みどりの文化ゾーンではフードフェスティバル「まんパク」を開催しているがここは通過。
立川口料金所から入園、ふれあい橋下の第一サークルでユリノキが開花しているとの情報で左に折れる。
咲いていました、巨大な木にチューリップのような形の花。
葉は掌状に浅く裂けている、下の方の枝にも花が付いていたので伸び上がり手前に寄せて上から写真を撮る事が出来た。
元の道まで戻り花木園に分け入ってみるとボケの花が咲き残っていた。
ユリノキの所でお会いしたガイドボランティアの方に珍しい梅の実が付いていると教えて頂いた。
鴛鴦(えんおう)という種類で一花に二つの実を、中には三つ付けているのもある。
次に案内して頂いたのはカラタネオガタマ、別名バナナツリーの名の通り香りがまるでバナナ、甘い芳香が辺り一面に漂っている。
ここには珍しい黄木蓮のキンジュが2本あると連れて行って頂いたが残念な事に花は咲いていなかった。
ガイドの方とはここでお別れ、有り難うございました。
花木園売店そばにコスモスのようなアグロステンマが風に吹かれていた。
野草のこみち入口に咲いていた不思議な花?
実はこれオオバギボウシの花芽なんです、これがグングン茎を伸ばして夏になるとたくさんの花を咲かせます。
花の丘には一面のシャーレーポピー、ここは秋には一面コスモスの花に覆われる。
花の丘を見下ろす台地、木の下にシートを敷いて冷蔵庫で凍らせたペットボトルを持参しての遅めの昼食はおにぎり。
靴も脱いで裸足になり足を伸ばして「ウーッ、気持ちいい」
一休み後はこもれびの丘を散策、さすがにここまでは人は来ないナ。
フタリシズカを探し回るがなかなか見つからない、諦めて下の方に下りてくる途中で見つけた!!
でも三本立ちの方が多いな、これではサンニンシズカ!?
通りかかった男性の方からコアジサイとムラサキの花の咲いてる場所を教えて頂いた。
ムラサキは万葉集では余りにも有名な植物ですが、古来から紫色の染料として用いられ、生薬「シコン(紫根)」としても使用される。
ムラサキを詠んだ万葉集二首
天皇の、蒲生野(かまふの)に遊猟(みかり)したまひし時に、額田王(ぬかたのおおきみ)の作れる歌
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
(茜色の あの紫草の野を行き その御料地の野を歩いてるとき 野の番人は見ていないかしら ああ あなたそんなに袖を振ふらないでよ)
野守とは現在の夫である天智天皇をさすと言われており、以前の夫であった大海人皇子にあてて詠んだ歌。
これに答えて大海人皇子(おおあまのみこ 後の天武天皇)が詠んだ歌
紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも
(紫草のように香れる君がもし憎かったなら いまは兄の妻の君を どうして恋い慕うことがあるものか)
何とも熱烈な歌ですが、この歌を詠んだ時点での当事者たちはこの時代ではかなりの高齢で、おばあさん、おじいさん。宴席での戯れ言の応答歌だそうです。
教えて頂いた男性に私がこもれびの丘をかなり歩き回ったと言ったところ、花の咲いている場所のマップがこもれびの家にあると連れて行って頂いた、確かにこれを見れば歩き回らなくても済む。
中には写真やどんぐりが展示されていた。
現在位置がどこなのか分からなくなってしまったのでみんなの原っぱを目指す。
みんなの原っぱは園中央にある広大な原っぱなので道に迷ったらここを目指すと良い。
原っぱ西花畑にあるアイスランドポピーとジャーマンカモミール、そろそろ終わり頃か。
ハーブ園を回って帰路に。
サルビア・シュネーフューゲル、サルビアは『シソ科サルビア属』の植物すべてを指し、ハーブとして知られるセージも仲間で◎◎セージとも呼ばれる。
黄色の面白い花はエルサレム・セージ、でもこれはセージの仲間ではない。
ネギボーズみたいのはチャイブ、ネギ属の野菜でエゾネギ、セイヨウアサツキとも呼ばれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿