2013年3月29日金曜日

ホシザクラ


こんなに毎日気温の移り変わりが激しいと体調を崩してしまいそう。
今日は朝から汗ばむ程の陽気、都心のさくらはもう終わりに近いが多摩地区では今が満開、1週間程のずれか。

平日にも関わらず宝野公園のさくら見物に多くの人達が来ている。

芝生が広いのでシートを広げてお弁当、子供達も大はしゃぎで駆け回っている。
歩道橋からは手を伸ばせば届くほど近くに見える。



グリーンライブセンターの庭は花のドレスの設え。

ヒイラギナンテン、花は終わり実がなっている。
真っ黒なビオラと思いカメラを構えたが写真を見ると濃い紫。


白に紫の模様はネモフィラ・マキュラータ、傘咲きルピナスは未だチョット早いかな。


ハナニラが咲いている、その隣には黄色のハナニラも。


青いラインの可憐な花はプシキニア、コエビソウは温室内で満開になっていた。


温室に一歩入った途端ものすごい強烈な匂い、通りかかった人にお聞きしたところ、「奥の方にいっぱい花を付けているのがありますよ」との事で行って見ると確かに発生源はこれだ、オオバンマツリ。

遅めの昼食は「水神」のランチチラシ、税込み735円は大満足。

南大沢大平公園にホシザクラを見つけに行く。
ホシザクラとは世界にわずか100株しか自生していないという貴重な桜。

朝日新聞デジタル版地域情報から抜粋
ホシザクラは92年に初めて、多摩丘陵で見つかった。5枚のがくの形が、星のように見えることから、この名がついた。見つけた富山県中央植物園の大原隆明主任によると、野生個体は多摩丘陵の4~5カ所で計100株程度しかないという。環境省も07年、ごく近い将来に絶滅しかねないと、危険度の最も高い「1A」に指定した。

ホシザクラが一番多く自生しているのは町田市の片所谷戸(かたそやと)で50株も群生しているとの事。

情報によると他には松が谷・清水入緑地・南大沢三丁目・首都大キャンパス(但しここのは高木で見るのは難しい)・そして大平公園だ。

多分この木だと思うが周りをチェーンで囲って中には入れない。
精一杯腕を伸ばして撮った写真がこれ、手前のボケてるのがホシザクラで後ろにあるのは普通のさくら。
チラホラとしか咲いていない、小振りでわりと地味だが何とも言えず愛らしい桜だ。


空が曇ってきたのでうまく撮れない、つくづく一眼レフカメラだったらナ〜、望遠で撮ったらもっと綺麗なのに。

追記:花片が星の形をした桜もあります。
「高桑星桜」と言って、岐阜市柳津町高桑の「高桑桜保存会」が京都市左京区の府立植物園に寄贈した桜で☆型の花片です、花の時季にそちらに行かれる事がありましたら見てきて下さい。

2013年3月26日火曜日

氷室椿庭園


又、寒さがぶり返して来た。
茅ヶ崎にある『氷室椿庭園』、多分椿も今が一番の見頃になっているだろう。

ダウンはもう着ることは無いだろうと思い片付けてしまった。
少し厚めに着込んで出掛ける。

橋本からJR相模線、すでにホームには電車が入っているが扉は全て閉まっている。
なんとこの電車、乗り降りの際には乗客が扉を開け閉めする、多分このボタンだろうと押したが反応がなし。
あれ? 違ったかな? 後ろの人が押したら開いた、押しかたが弱かったみたい。

特急も快速もなく各駅停車のみ、約1時間で茅ヶ崎到着、ホームに出た途端急に寒さが襲ってきた。
念のためにと厚手のマフラーを持参して良かった。
バスも出ているがここはやはり歩きたい、南口より雄三通りを真っ直ぐ海に向かって進み消防分団のところで左に折れ、少し進むと十字路にカーブミラーが見えるのでそこを右に折れるとその先が目的地、道に迷う事もなく20分程で到着。

『氷室椿庭園』は三井不動産の元副社長、氷室 捷爾・花子さん夫妻の庭園を遺族が茅ヶ崎市に寄贈したもので、平成3年10月に開園した。

広さ約2,800平方メートルという広い庭園には、椿や松など1,300本におよぶ庭木類が植えられています。
なかでも椿は約250種類もあり、特にここで作られたという『氷室雪月花』は一番の人気、これを見るのが今日の目的。

入って直ぐに目に付くのがフレークランドピンク、びっしりと花を付けている。

藤間、むらすずめ


蜀紅、桜とピンクの椿


岩根絞、京唐子


崑崙黒、大黒天


メヤリーキヨノ、雪見車


春日野、春の夢、孔雀椿



赤い椿が沢山

八重咲きの赤い椿、日暮


これがここにしか無いと言う氷室雪月花、絞り模様が綺麗だ。


落ち椿も風情がある、アメリカ


紅唐子、月見車


四海波、花車


狩衣、御所車


眉間尺、京小町


庭園を出て5分程真っ直ぐ歩いて行くとサザンビーチに出る。
砂浜を歩き波打ち際まで行くと丁度腰掛けるに良い岩があったのでしばし海を見ながら放心状態。
この頃になると風も収まって日差しを遮るものはなし、少し暑くなってきた。
と共にお腹も空いて、来る途中にあった手作りサンドのお店でサンドウィッチを買ってくれば良かったと後悔。


帰りは高砂通りを通って高砂緑地に行く。
この一角に日本庭園のある茶室『松籟庵(しょうらいあん)』があるので序でに寄って見る。

駅前の『濱田屋キッチン』で昼食にしよう。
月替わりメニュー
A:春野菜天ぷらとちらし寿司  1,100円を頼む。
てんぷらの内容は筍・新玉ねぎ・たらの芽・ふきのとう・スナップエンドウで特にふきのとうは正に春の味、ほろ苦くとっても美味しかった。
ちらし寿司も菜の花の彩りがとても綺麗で酢飯も上品な薄味。
お隣の小父さんグループは桜あんみつを頼んでいたが男性も甘味が好きなのネ。
セットのアイスコーヒーを飲んでいると「お待たせしました」と私の所にもデザートが!!
「オオッ、こんな立派なデザートがセット?」


ヒョッと伝票を見てみると『追加 570円』?
ウェイトレスのお姉さん、飛んできて「申し訳ありません」と下げていってしまったが、食べたしまったらどうなったのか?
帰る途中2組の方から『氷室庭園』に行く道を聞かれたが、この時季が一番良いのかナ。
園の管理の方の話しによると今年は2週間程開花が遅れているとの事です。