今日も相変わらずの強い風。でも素肌にトレーナー1枚でも寒さは感じない。
道端で目に付いた紫色はマツバウンラン。アメリカ原産の帰化植物で繁殖力が強いのかアスファルトの隙間からぐんぐんと伸びてくる。この2枚の写真は行きと帰りで違う道を通ったが、どちらの道でもアスファルトの隙間から伸びているのにお目にかかった。

草叢でキュウリグサの小さな花。どれだけ小さいかと言うと、そばにオオイヌノフグリが咲いていたので一緒に撮ったのを見ると分かるだろう。

アカバナユウゲショウ、午後から開花すると言うが昼間でもこんなに沢山の花が開いている。
近くにはアメリカフウロも。その名前の通り北アメリカ原産の帰化植物。戦後、牧草などに種子が混ざって持ち込まれたものだと言う。

そして何やらツクシンボウのような奇妙な形の花、犬を連れてお散歩中のご夫婦の方にも聞いたが、何だか分からないと言う。
気になって反対側を見て歩くと、次々に見つかった。
帰って調べたところヤセウツボと言って寄生植物。ツメクサ等のマメ科の植物やヨモギなどに寄生して、宿主の栄養分や水分を吸い取って成長する為、日の光を浴びて光合成する必要がないので葉緑素はいらない。それでこんな色をしているのか。

これは歩いているとそこら中に咲いているオレンジ色の花、ナガミヒナゲシ。見る分には綺麗だが驚異の繁殖力で駆除を呼びかけている自治体もある。まとまって咲いていたこの場所は駐車場の隅の一角、道路沿いの種子が雨で濡れたタイヤに付着して運ばれるのだとか。
ハハコグサは春の七草の一つ「ゴギョウ」、若い苗は食用となり餅草にされた。
ツリガネスイセンは花が釣鐘状、葉は水仙に似ることからの名。

川沿いの桜が終わってしまったなと思って上を見るとヤマボウシの白い花。
0 件のコメント:
コメントを投稿