どこを歩いても桜の花の吹き溜まりが出来ている。
薬科大のヤエベニシダレが見えて来たが、なにやら昨年より花が少ないような?
手入れをされていた薬草園の方にお聞きしたところ、やはり枝払いをしたのだとの事。「来年、再来年を楽しみにして下さい」と仰っていた。
桜木の下フデリンドウがいっぱい咲いている。こんなに沢山あるのに殆どの方は頭上の桜に気を取られて気が付かない。
教えて差し上げると「あらっ、スミレかと思った!」
薬草園入り口の階段を降りると水仙の棚が作られている。

別名:チョウジザクラと言う名を持つフジモドキはジンチョウゲ科で良い香りがあるが花は有毒。
観察路でイカリソウの花3種。
紅色が鮮やかなタイツリソウ。
オサバグサ(筬葉草)、シダに似たノコギリ歯状の葉を機織りの筬(おさ)に見立てた事からの名。ケシ科。

これもケシ科の八重咲きサンギナリア。北米東部原産の春一番に花を咲かせる植物。純白の綺麗な花だが、根や茎を切ると赤い血のような汁が出る。
観察路の中でやたら目立つのがセリバオウレンの実。花の時の可憐さは何処へやら。20〜30㎝位に立ち上がった茎が我が物顔で辺りを睥睨している。

草に埋もれて見落としてしまいそうなバイカイカリソウ。他のイカリソウに比べると花も小さく距がない。
桜が終わる頃に咲き始めるシャガ。
花がツバメの飛ぶ姿に似ていると言うセリバヒエンソウ。ツクシンボウが顔を出している。

温室でベンガルコーヒーの花。
ショウガ科のヤクチ、上から覗き込んだ写真。

ガードレール脇でこの辺ではあまり見かけない、色の濃いスミレを見た。種が飛んで増えたのかこの一帯ではコンクリートを割ってあちこちに咲いていた。ホンスミレかな?
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