2013年2月28日木曜日

雛めぐり


今日は朝から暖かく天気予報通りのまさに小春日和。
玉川学園の『雛めぐり』に行くには絶好のお天気、マフラーなんて暑くてしてはいられない。

玉川学園周辺には小さな工房がたくさんあり、ギャラリー会の主催で毎年2月中旬から3月3日まで『雛めぐり』を開催している。
玉川学園前駅下車、北口を出てすぐ「脇田千鶴社中展」で雛めぐりマップを貰う。

ここでの展示は平安雛と優美なかな書とのコラボレーション。

「ブルームスティック」では小さなお雛様。
マップを見ながら歩くが、この辺りの道は住宅街なので急坂を上がったり、下がったり、折れたり、自分の現在地が何処なのか全くわからなくなってしまう。
工房のオーナーが皆さん大変親切で「次はどちらに行くんですか?」と丁寧に道順を教えて下さる。
 
所々、道辺にはこんな風にしてお雛様が飾ってある。


「ギャラリー季の風」こちらは縮緬細工で作ったお雛様。


ここで町田からいらしたと言う方と道連れになり一緒に歩く事にする。
何しろ陽気が良いのでいろんな所でマップ片手にうろうろしている方達にお会いする(ほとんど女性)
個人宅なので分かりづらく自分が発見すると、後ろから来る方に「ここよ」と教え合いながら。

「ギャラリー風の庭」てまりで作ったお雛様が可愛い。


「サヴァ?」「ギャラリー八陶」と続けて見る。


お腹が空いたので昼食を摂るために駅前まで戻りゆっくりお茶まですませてから又歩き出す。

「てづくり工房 柚」こちらは玉川学園の校舎裏を回り込んだ場所にある。
この辺でまた地形が入り組んでいるので目当ての工房を探すのが大変。



「HIROアート工房」こちらのお雛様は享保時代の物とか、徳川吉宗の時代か。
 
















ユーモラスな埴輪雛はオーナーの作品。


後は駅南口近くにある三つの工房を巡る。
花嫁や赤ん坊を抱いたお雛様など趣向を凝らしたものも。





一日良く歩いた、駅で町田の方とはお別れ、有り難うございました。

2013年2月26日火曜日

ザゼンソウ?


中央公園を散歩中に教えて頂いた野川のザゼンソウ、未だ咲いているかな、と思い出かけてみた。

調布から武蔵小金井行きのバスに乗る。
三鷹行きや吉祥寺行きは均一運賃200円なのに、これは加算されていく方式。
こういった運賃体系はどこで区分けされているのだろうか。
一概には言えないと思うが大雑把に分けると前乗りは均一運賃、後乗りは加算方式が多いと思う。

野川公園の前身は国際基督教大学のゴルフ場で、都道246号線(東八道路)が左右に分断する形になっている為、園内は何カ所かの歩道橋を渡って行き来する。
公園内はいつでも無料で入れるが、自然観察園、自然観察センターは月曜休み。

観察園には木道が渡してあり、その途中でザゼンソウを見つけた。
残念チョット遅かったか、草むらに隠れるようにして真っ赤な実。


セツブンソウの花群れを熱心に撮影しているお姉さん。
立派なカメラを携えていたので私も撮影のコツを教えて頂いた。
この1枚はその方が写して下さった、邪魔をしては悪いのでソッと立ち去る。

園内にはホタルの里があるが、ここのホタルは自然発生なのでその年により状況が異なるそうだ。
ホタルを見るのは予約受付なので観察センターに申込しなければならない、今は立ち入り禁止になっている。

なおも歩いて行くと日本スイセンの咲いている一群れを発見。

一旦観察園を抜けて野川沿いを歩く、川沿いには走っている人もチラホラ。
ベンチに腰を下ろして持参したおにぎりを食べていると鴉が食べたそうな顔で樹上からこちらを睨んでいる。
自然の中で食べるおにぎりって何でこんなに美味しいんだろう。
クセになってしまいそう。

2013年2月22日金曜日

中央公園散歩


多摩中央公園にやって来ました。
今日は朝から暖かくてマフラーが邪魔に感じるような陽気。
池の端では何組かの親子連れが遊んだりお弁当を広げたりしている。

園内にある旧富澤家住宅、かつての連光寺村の名主であった富澤家は戦国時代から続く名家で、明治天皇をはじめ、皇族の方々が兎狩りなどの行幸の際に「御小休所」としてこの家を利用したといい、富澤氏から寄贈された建物を多摩市が移築復元し、周囲を和風庭園として一般公開しています。

 庭園をぐるり回ってみる。
このとげとげした葉っぱはヒイラギナンテンかな。
蕾をいっぱい付けている、あと一ヵ月程したら花がさくか。
手のひらのような葉っぱはヤツデ。
但し葉っぱは7つ或いは9つに裂けて、8つに裂ける事はない。

公園を散策しているとやはり散策中の方から声を掛けられた。
その方からのとっておき情報、野川ではザゼンソウが咲いていたとか、未だ咲いているかな。。。

グリーンライブセンターのコンテナに咲いているのはエリカ、こちらはエリカ・ダーレンシス。
垣沿いにもエリカの花、これはジャノメエリカ。



入口にはムスカリ、手前の白い花はスノードロップ。
黄色のスイセンは満開になっていた。
ピンクの可愛らしいのはクモマグサ。
しかし日本のクモマグサは高山植物で、これとは別種の洋種クモマグサ。
ヨーロッパ原産の野生種からつくられた園芸品種。











温室内には白いポインセチア。

ゆりに似た花はその名もアマゾンリリー(ユーチャリス)。
カランコエが随分大きく育っている。
 

真っ赤な花はパヴォニアグレドゥヒリー、舌を噛んでしまいそうな名前。
クンシランも綺麗に咲いている。

センターの庭に出てみるとこちらも春の装い。
これから次々と花が咲いてくるので散歩の楽しみが増える。