今日も朝から良いお天気、大きな洗濯物を干して出掛けても雨の心配は無用。
神代植物公園行きのバス停では臨時便が出ているので直ぐに次のバスがやってくる。
まずは植物多様性センターにいく事にした。
葉が柊に似ている事から付い名のヒイラギソウだが、開発などで自然林の減少により絶滅危惧種に指定されている。
小さな花がびっしりと付いているコゴメ(小米)ウツギ。

葉がキュウリの匂いがするというキュウリグサ、花の大きさは凡そ2〜3ミリ程の極小、今頃の時期、雑草に紛れて至る所に咲いているがよほど気を付けていないと分からない。
そしてハナイバナは神代植物公園の草叢で見つけた。これも2〜3ミリ程の極小。花の中心部の黄色いのがキュウリグサで、白いのがハナイバナ。

ドウダンツツジのように釣鐘型の花を咲かせるアブラツツジ、秋になるとドウダンツツジのように葉が真っ赤に紅葉する。 タンポポのような黄色の花はジシバリ。

足元に紫色の花びらが、頭上を見てみるとフジの花。
そして神代植物公園では白やピンクのフジの花。

キランソウ属のオウギカズラ。しかしキランソウが日向の花なのに対してオウギカズラは薄暗い林の中でひっそりと咲く日陰の花。
黄色のツメクサ? が沢山。 密に付けた花がくす玉に似る事からクスダマツメクサ、やはり黄色のツメクサでコメツブツメクサがあるがこちらは花の付き方がまばら。
北アメリカ原産の帰化植物、アメリカフウロ。戦後、牧草などに種子が混ざって持ち込まれたのだとか。
明治時代に中国から観賞用に渡来したものが野生化したと言われるセリバヒエンソウ。

地上茎が縦に伸び上がっているオッタチカタバミ。 タツナミソウより葉の小さいコバノタツナミの白花。

春から初夏にかけて咲くのはミヤマヨメナ。
手毬のような丸い形になるオオデマリ、咲き始めが白で徐々にピンク色になるオオデマリ・ジェミニ。
鮮やかな花色はベニバナトチノキ。
落葉高木のユリノキ、とにかく大きな木の上の方に咲いている花はチョッと見ただけでは気付かない。葉の形が半纏に似ている事からハンテンボクとも呼ばれる。

花や実の形が夜泣きそば屋のチャルメラに似ていると言うシコクチャルメルソウの果実。