2015年5月21日木曜日

栴檀の花


今日も快晴、昨日の蒸し暑さがない分、外歩きは楽に感じるがそれにしても今年の5月は異常に暑い日が多く、どうやら5月としては夏日最高日数になりそう。
神代植物公園のバラが見頃となっているようなので出掛けて来たが、調布駅のバス乗り場は既に長蛇の列。深大寺行き乗り場よりは三鷹・吉祥寺行き乗り場の方が少しは列が短いのでこちらに並ぶ事にしたが、皆さんのお目当てはやはり神代植物公園のバラ。

先に植物公園のお隣にある植物多様性センターを見る事に。

5月から7月にかけて咲くチョウセンキハギ、絶滅危惧類に登録されている。

遠見にはポヤポヤッとしてあまり綺麗ではないが近くで良く見ると淡紫が可憐なコアジサイ。


子供の頃、田舎の桑畑でクワの実を端から順に一列づつ摘んで食べた思い出がある。たしか“どどめ”と言って赤黒く熟した実を満足するほど食べると舌がどどめ色になってしまい親にばれてしまったが、その時の実はこれよりはるかに大きく鈴なりに成っていたと思う。

地面を這うように黄色の小さな花が密生しているのはクスダマツメクサ。


ほのかな香りのニオイウツギ、ハコネウツギの変種とされているが、花の色は最初は白色で徐々に紅色にと変化していく。

白い花を付けているイボタノキ。



薄紫のヒメジョオンが余りにも綺麗だったのでつい写真を撮ってしまった。







神代植物公園の展示館前にチャルメルソウの実、花の形は円盤のようなヒトデのようなユニークな形なので花の咲いているときのを見たかった。

ヒガンバナ科の花、クリヌムパウエリー。



赤いトーチが何本も? トリトマの英名はトーチリリー。

シモツケソウに似た花はキョウガノコ、風に吹かれてあっちにユラリ、こっちにユラリと、何枚も失敗してやっと撮る事が出来た。

イモカタバミが固まって咲いていた。ムラサキカタバミに似ているがそれよりは花色が鮮やかで葯の色は黄色い。ムラサキカタバミの葯の色は白色。


やっぱりバラ園はもの凄い人出、この暑さで少々花もバテ気味。

マグノリア園でどこからかバナナの匂いがしている、これは? やはりカラタネオガタマが咲いていた。


はるか高見に見上げる程の大きな樹木、センダンに白い花が沢山咲いている。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」の諺があるが香りはしないな。諺で言われているのは白檀だとか。


数種あるウツギの中でも一番綺麗だなと思うのはサラサウツギ。    山野草園で咲いていた、トリアシショウマ?


岩の上や大木に着生する着生植物のセッコク。


2 件のコメント:

  1. こんばんは!そろそろ夏が近づいてきましたね。
    せんだんの花、とても懐かしいです。光が丘公園の中に三本あって、まだ名前を知らなかった時期にどこからともなくとてもよい香りが風に乗って流れてきて、それでうす紫色の花に気づきました。
    もう何年も目にしていませんので、今回の写真で楽しませていただきました。

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  2. 今年は早くからまるで真夏のような暑さで、これからの外歩きが思いやられます。
    でも出来るだけ多くの写真をお届けしたいな等と思い頑張って歩き回っている毎日。
    これからは雨の中のお花が綺麗になるので、アジサイの咲くのが楽しみです。

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