2014年1月28日火曜日

小さな節分草


3月の陽気になるとの天気予報で外に出てみると、『ウッ、風が冷たい!天気予報も当てにならないナ』と思いながらも昭和記念公園まで。
歩いている内に風も治まりポカポカ陽気になってきた。

ふれあい橋を渡り左に降りると斜面には日本スイセンが群落を作っていたが、ここは夏の間は確かナツズイセンが咲いていた場所。

落ち葉の間から俯いている可憐な花、スノードロップもポツポツと咲いてきた。

イイギリはすっかり葉が落ちて、赤い実もそろそろ黒いのが目立ってきた。


公園内の一番奥まった場所にある「こもれびの里」休憩棟前にセツブンソウのとっても小さな花が咲いている。
ここのは時期的には未だ早いせいか地面にへばり付くような小ささ、昨年より花数が少なく数える程しか咲いていない。



地表から顔を覗かせてきたフクジュソウ、唯一見つける事が出来た。













さざなみ広場にパンジー・ビオラの珍品種が300種以上!とあったので行って見る事に。


パンジーとビオラの区別はかなり曖昧で花径5㎝以上がパンジー、4㎝以下がビオラとして区別しているらしいが、自分はビオラの方が好きでベランダにはビオラを植えている。
1株100円程の安価なものでも繁殖力が旺盛で4月頃になると鉢から溢れんばかりに盛り上がって目を楽しませてくれる。

2014年1月22日水曜日

熱帯の花


今朝の天気予報では「晴れても風が冷たく寒い日」。
本日の県立相模原公園へのアクセスは、JR相模線「原当麻」からバス便。相模線の乗降は手動式なので慣れないとまごついてしまう、駅に停車している車両のドアはどこも閉まっている。青ボタンを押して開け、乗車したら赤ボタンで閉める。
地元っ子は慣れたもので、何方かが降りた後に車内の人はすかさずドアを閉めていた、開いていると寒いからネ。

昨日の雨で地面は未だ濡れていて駐車場ゲートから入った先のチューリップが瑞々しい。

後方には色とりどりのパンジーの花壇が広がっている。


清々しい薫りの日本スイセン。白梅がチラホラと咲き始めてきた。



種のサカタが運営する東南アジアの熱帯雨林温室、グリーンハウス入口。
入館料は200円、当日中であれば何度でも出入り自由が有り難い。
暖房の効いた館内で休んでいる人、因みに65歳以上高校生以下は無料。











入った正面に葉牡丹と奥には蘭の花、「申し出て下さればシャッター押します」と書いた札があった。

世界最古の種子植物とされるナンヨウスギ科の針葉樹ジェラシックツリー、正式名称:Wollemi Pine(ウォレマイ ・パイン)
150万年前に絶滅したと考えられていたのが、1994年にオーストラリア・シドニーのウォレマイ国立公園内の渓谷で発見、2億年前のジェラ紀からの生き残り。

濃い朱色の小さい花、軸の部分も同じ色でまるで珊瑚のような植物はサンゴアブラギリ。



白い花がいっぱい、ウィットフィールディア・エロンガタはキツネノマゴ科。

前回(17日)にも掲載したアブチロン、こちらはベニヒメという品種。


2段咲のハイビスカス、オレンジフラミンゴとレッドフラミンゴ。

クシャクシャと捻れたような何ともおかしな形の花もハイビスカス、ハワイアンフラッグ。












トロピカルガーデンは熱気が充満、マフラーを取って外で一休み。

クレロデンドルム・クアドリロクラレ、未だ開花前なのかな?
綺麗な葉はジャンボコリウスのゴリラシリーズで「モザイク」。


白く小さな花が吹雪のように咲いているフブキバナ、シソ科の常緑低木(多年草)で麝香の薫りがする。


オオシロソケイは良い香りのするジャスミン。

フワフワッとして合歓の花に似ているのはカリアンドラ・エマルギナタ。


ゲンペイカズラとベニバナクサギとの種間交雑種のベニゲンペイカズラ。

観音竹の葉が大きくなったみたいなアメリカヤシ。


白・ピンク・赤のアンスリウムは花も葉もピカピカ。

エスキナンサス、イワタバコ科。今回の花では一番のお気に入り、真っ赤な可愛い花が沢山付いていた。
萼に水が溜まっている様子も何とも言えず可愛らしい。


ドンベヤの花2色、ピンク色がドンベヤ・セミノル。白色のドンベヤ・ティリアケア


帰りは受付のお姉さんに教えて頂いた、ハナミズキゲート前の美術大学前バス停から古淵駅に出ようかと思ったがバスは出た後、1時間待たないといけないので、結局ユリノキゲート前のバス停から来た時と同じ原当麻駅に出た。
寒いと言う予報が外れて風の無い暖かな日だったので歩き回っても苦にならない。


2014年1月17日金曜日

ギョリュウバイ


寒気団が居座ったかのような毎日の寒さだが今日の昼間は風もなく比較的暖かだ。

多摩中央公園に咲いていたギョリュウバイ(御柳梅)の一重咲きと八重咲きのピンク、赤。
ニュージーランドの国花、名の由来は葉の形が針葉樹のようで樹木の「御柳」に似ている事や「梅」のような花を咲かせるところから来ている。



グリーンライブセンターの温室に真っ赤なブッソウゲ(扶桑花、或いは仏桑華)。
一般的にはハイビスカスと呼ばれているがハイビスカスとはフヨウ属の学名・英名が Hibiscusであることから類似のフヨウ属植物を漠然と指しそこに含まれる植物の総称。
ただ日本では、そのなかでも熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくに「ハイビスカス」と呼ばれている。

葉の間から水滴をはじいてキラキラと可愛い実が覗いていたが何の実だろう?


アブチロンの幅広の傘タイプの花・蕾・実。
小さな花がランプのように垂れ下がって咲く「チロリアンランプ(浮釣木)」もアブチロン。












庭に出てみるとラッパスイセンの黄色の花、内側の花被片がラッパのように突き出ている。

ローズマリーの葉は、生あるいは乾燥葉を香辛料として用いるが花も食べる事が出来るそうだ。但し医療目的での大量使用に関しては要注意。

2m以上もの樹木に黄色の花がビッシリと付いているがセイヨウヒイラギナンテンだ。
普通に見られる「ヒイラギナンテン」は春3月〜4月頃に花を付けるがヒイラギナンテンに先立つ冬の時期にヒイラギナンテンより大きく華やかな花を付ける。

アリッサムの可愛らしい花。耐寒性だが未だ株は小さい、春に向けて徐々に大きくこんもりと盛り上がってくる。