2016年3月27日日曜日

マグノリアの庭

今日は京王フローラル・ガーデン、アンジェの無料開放日。桜の咲き始めるこの時期は、また雨の降りやすい時期でもあり、2〜3日前から天気予報をチェックしていたが何とか晴れてくれた。
出がけに寒いかなと思っていたが、歩き回るうちには暖かくなってきた。日曜の今日はやはり沢山の人出。

ガーデンで一番眼に付くのはマグノリア。マグノリアとはモクレン・コブシ・タイサンボク等の総称。

日陰に咲いていたのはユキノシタ科のタンチョウソウ。     釣竿からぶら下がる鯛に見立てたタイツリソウ。


穂咲きサクラソウの別名を持つプリムラ・ビアリー。    紫色のセリンセ、珍しい花だがここでは沢山見られる。


ギリシャ神話に出てくる、太陽神アポロンに愛された美少年ヒュアキントス、アポロンの投げた円盤にあたり大量の血を流して死んだ草地から生えたと言われるヒヤシンス。















花いっぱいの通り道。

コブシとタムシバの交雑により日本で作出されたマグノリア、ワダズメモリー。


黄色のマグノリアは遅咲きのエリザベス。















トウダイグサ科の花2種。


マグノリア・バレリーナはコブシとシデコブシの交雑種。

基部が淡いピンク色をしたマグノリア、サヨナラは大型の花を咲かせる。
みっしりと花を咲かせているのはアレキサンドリア。


赤い実をつけるユスラウメ、沿道に沢山咲いていた。
写真を撮っている女性グループの方にオキナグサが咲いていると教えて頂いた。


原種水仙のナルキッソス・バルボコディウムは別名:ペチコート水仙。
ハナビシソウより小さい4弁花のヒメハナビシソウ。


2016年3月22日火曜日

多摩の星ザクラ

天気予報では明日まで暖かく、その後また寒の戻りがあるとか。そのつもりで出かけてみたが、思いの外、風が冷たく薄着を後悔した。

南大沢陸橋から見た菜の花は満開。        陸橋沿いのソメイヨシノはやっと1〜2輪開花して来たところ。


ニチニチソウに似ている紫色のツルニチニチソウ。
アカシデやクマシデに比べて小ぶりのイヌシデ、花の付き方もまばらなのかな。


淡黄色のヒュウガミズキ、別名:イヨミズキ。









長池公園自然館でタマノホシザクラが咲いている。
エドヒガンとマメザクラの自然交配種ではないかと言われ、南大沢を中心とした狭い地域でしか確認されていないのだとか。萼片が星型をしているのが特徴。下の枝に花の付いているのがあったので萼片を撮影。



そしてこちらはやはり自然館のヤブザクラ、萼片が丸みを帯びている。










雑木林を歩いて行くとウグイスカグラが咲いていた。その向こうにはマメザクラの木。



黄色の実が成るモミジイチゴ。

地上に落ちたドングリが芽を出している。林の中はこんな光景が沢山、ほっといても勝手に根付いてくれるこの生命力。


首都大学の記念樹のエドヒガンザクラ。

2016年3月18日金曜日

イチゲ色々

昨日に引き続き今日も暖かな日、昨日は上着が邪魔になってしまったので今日はトレーナー一枚で薬科大までお散歩。

レンギョウが咲き始めてきた。まだ花はまばらだがこれが満開になる頃には桜も満開になる。

旺盛な繁殖力で春になると至る所で見られるのがハナニラ。茎を折ってみるとニラ独特の匂いがする。


薬科大観察路で3週間前にはまだ蕾だったイチゲが開花している。その時は茶褐色だった葉も今は瑞々しい緑になっているが、するとこれはキクザキイチゲなのかそれともユキワリイチゲなのか?

ここではあちらこちらに白色、淡いブルー、淡紫色のイチゲが咲いている。




カタクリも花開いている。昨年までは湿性地の斜面に沢山咲いていたが、今年はこちらの方が開花しているのが多い。


一心にカメラを向けていた方の先にはコシノコバイモ。











可憐なミスミソウもあちらこちらに。遠くの方には沢山のミスミソウが咲いているが残念なことに中に入ることは出来ない。




エンレイソウとショウジョウバカマ。


道沿いにはセリバオウレンが随分花数を増やしている。


紅色の花を咲かせているのはシモクレン(紫木蓮)

ヤマエンゴサクの赤花系だと思う。
そしてこちらは草地に咲いていたムラサキケマン、花数が密になっているし葉の形が全然違う。



スノーフレーク、スノードロップに似ているがスノードロップは2〜3月の寒い時期に咲き、スノーフレークはそれより遅く春に咲き、花弁の先端にある緑の斑点が特徴。
キランソウは別名:地獄の釜の蓋と言う名が示すように、地肌にへばりついて咲いている。




ヒメリュウキンカが満開になっている、やっぱり昨日、戦車道路で見たのより小さいが葉も同じだ。