2015年4月16日木曜日

黄花カタクリ


今年は桜が咲いたと思ったら雨・雨・雨の毎日。碌に桜を見ることもなく散ってしまい、外歩きもままならない。
4月も中頃になってやっとお天気も安定しそうな予感。日本カタクリは終わっている頃だが黄花カタクリを見に『城山カタクリの里』に出掛けてみた。
橋本から直通の臨時バスに乗って約15分程。

やはり日本カタクリは終わっていたが他にも多種の花を見る事が出来る。

バイモソウ、別名:編み笠ユリは花の内側を見れば一目瞭然。

花が梅に、葉が落葉松草に似ている事からの名でバイカカラマツソウ、原産地は北アメリカで日本には昭和初期に渡来、日本に自生種はないそうだ。



淡いピンク色のイワウチワとイワカガミ、よく似ているがイワウチワは1本の茎に1輪、イワカガミは沢山の花を付ける。


スミレと言うと可憐なイメージがあるがこれはとっても大きな葉が特徴的なオオバキスミレ。

至るところにヤマブキソウの黄色の花、ヤマブキの5弁花に対してこちらは4弁花、クサヤマブキの別名もある。


薄紫の大振りの花はシラネアオイ、日本固有種で日光の白根山で発見、タチアオイの花に似ていることから付いた名。

タンチョウソウは丹頂鶴の頭、茎は首、葉姿を羽に見立てた。葉はヤツデのような形をしている。


坂道を上まで上っていくと沢山の黄花カタクリが見られる。こちらでは3000株の黄花カタクリが植えられている。



クロモジはクスノキ科の落葉低木。枝は楊枝の材料となる。緑色の花を咲かせる桜はギョイコウ(御衣黄)。


休憩用のベンチで昼食を摂っている人達。ここから見下ろす斜面にはハナモモが沢山あるがやはりこれもやや盛りは過ぎているかな。



黄色と淡紫のイカリソウ、独特の花形は船の錨そっくり。



リラの花の別名があるライラックはモクセイ科で香水の原料となる。

ユキワリソウも終わり、日陰の斜面で遠くに咲いているのを見つけた。


ツクシンボウと一緒に咲いているヒトリシズカ、後ろにはニリンソウ。


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