2014年5月31日土曜日

森のテラス


未だ5月だと言うのに毎日真夏を思わせるような陽射し、土曜日の今日、朝食を食べそびれたので八幡山の高架下にある喫茶『ルポーゼすぎ』、前から食べたいと思っていたホットケーキとアイスコーヒーのモーニングセットで朝食。
厚めのホットケーキは外側がパリッ、シロップをたっぷり掛けて「ウーッ、満足」。
ゆっくりとアイスコーヒーを頂いてから仙川へ行ってみる事に。
駅前の商店街を抜けて桐朋学園の裏側から住宅街へと抜けて行くと、前方に『森のテラス』と書いた札発見。
鬱蒼とした雑木林へと入って行くと『Wel come』と書いてあるボード、ピアノの音に誘われて階段を下りて行くと開放的なテラス。

屋内のリビングには2〜3人の人達、ピアノを弾いていたのは若い女性、中学生位の子がお花を抱えて所々に飾って廻っていた。
テラスで一休みしているとスタッフの方が出て来て、今日はミニウェデングをするとの事、国分寺崖線の段丘にあるこちらのお宅は秋田の造園家の方が自宅兼事務所として使用、一部をオープンガーデンとして解放しているのだとか。
下階のリビング・和室・キッチンを有料で貸出、そしてこの大きく立派な木は桜の木、「花の時期に是非来て下さい」と言ってました。


庭を抜けた反対側は『実篤公園』への近道。
1500坪の公園は武者小路実篤が「水のある所に住みたい」と言う子供の頃からの夢を叶える為、昭和30年70歳の時に転居、安子夫人と二人で20年住んだ住居、実篤死後、遺族が調布市に寄贈した。
園内の旧邸は土・日・祝日に内部公開しているのでお邪魔して見学。
段丘を上ったり下りたり、地下道を通って竹林から菖蒲園の奥に都内ではここだけでしか見られない珍しい『ヒカリモ』。光を反射して黄金色に光って見える単細胞生物の藻類、見頃は9月頃まで。


鬱蒼とした園内に咲いていたのは紫色の可憐なミヤコワスレとトキワツユクサの白い花。



イヌナスのような小さな白い花、実が上を向いているのはカンザシイヌホオズキなのか
な。










2つ目の地下道を通って出たのは『武者小路実篤記念館』、庭に咲いていた赤い花はザクロの木。

3メートル位の生垣にびっしりと細かい白い花、独特の臭いはネズミモチ。

やはり生垣に絡みついていたジャスミンのような芳香はテイカカズラ。


白い葉っぱと黄色の花はガザニア シルバーカーペット。


2014年5月28日水曜日

樹木の花


天気予報は晴れとなっていたが、どんよりとした薄曇りの高温多湿。空模様を気にしながら洗濯物を干し、外出しようかと思案している内に陽射しが出てきたので買い物序でにお散歩。まるで真夏のような暑さ。

草むらに分け入って見ると多様な小さい花を見つける事が出来る。トキワハゼも1㎝程の小さな花。赤紫のニワゼキショウ。


アメリカフウロはその名の通り北アメリカ原産の帰化植物、昭和初期に京都で見つかったのが最初だとか。

至る所に繁殖しているドクダミ、真っ白の綺麗な花だが実はこれは総苞片(そうほうへん)と呼ばれる器官で、中心部の黄色の部分が実際の花。


尾根道から見下ろす場所にホオノキの白い花、大きな葉は朴葉味噌の器に使われる。


マムシグサを小さくしたような形のカラスビシャク。
フタマタイチゲはその名のように葉えきから茎が二股になって出ている。



5月は樹木が一斉に花を付ける季節、下向きに花を付けるのはエゴノキ、一方ヤマボウシは上向きに花を付けるので写真を撮るのは結構大変。


紫陽花とは随分違った形のカシワバアジサイだが、北アメリカ原産の紫陽花の仲間。

咲き始めたばかりのシモツケ、下野国(栃木県)で最初に発見された事からの名。


鮮やかな黄色は今の時期路傍で一番目立つ花、至る所ではびこり撲滅キャンペーンの筆頭にあげられているオオキンケイギク、綺麗なのにな〜。

星形の小さな花、マンネングサは石橋の脇に群生していた。石垣の隙間を埋めるように沢山咲いていたが、多肉植物で葉や茎に水分を貯える事が出来る為だ。



2014年5月19日月曜日

クレマチス


朝から初夏の陽気、半袖一枚でも暑い程だ。相模原の麻溝公園まで足を伸ばして見る事に。

草地で群生しているのはニワゼキショウの小さな花、アヤメ科の植物で南京アヤメとも呼ばれる。

結構あちこちの道端に咲いているのを見かけるアカバナユウゲショウ、夕化粧の名前が付いているが昼間でも咲いている。


オオムラサキツユクサの白と紫、ムラサキツユクサと混同される事が多いがこちらの方が花が大きい。


鯉のぼりの天辺でくるくる回っている矢車に見立てた名前のヤグルマギク。

星形の花を沢山つけているのはシラー・ペルビアナ。オオツルボ(大蔓穂)とも言う。


公園内を歩いていると遅咲きのクレマチスが赤・紫・ピンク・白ととりどりの色で目を楽しませてくれる。
元々は日本の自生種、カザグルマがヨーロッパに渡り世界の原種と交配、品種改良されて明治末期に戻って来た花。






麻溝公園と相模原公園を繋いでいるのが「りりちゃん橋」
相模原公園の温室入り口にはアジサイの花。

クルシア・クリウウァ、今日は綺麗に咲いたのを見る事が出来た。

葉が柊のようにトゲトゲ、ピンク色の小さな花はヒイラギトラノオ。


朱色の鮮やかなオウコチョウ、西インド諸島原産とか。

シソのような紫紅色の葉、白い花はヘニグラフィス・エクソティカ、一日で萎んでしまう短命な花。