陽当たりの良い斜面にはホトケノザに変わってヒメオドリコソウが数を増やしているが、花よりもシソのような葉の方が目立っている。花色の鮮やかなのがホトケノザ。
一緒に数輪のイモカタバミの花、濃いピンクでこちらの方が目に付きやすい。
少し行くと日陰の草地に赤紫のムラサキケマン。上方に目を転じてみるとキイチゴの白い花。
開花した沈丁花。スミレも至る所で咲いているのでうっかり踏みつぶさないように。
薬科大の滞水池を見下ろす場所のベンチで一休みしながら見る枝垂れ桜は絶景。
一寸小振りのキズイセンとホンシロスイセン。
観察路に入ってみるとキクザキイチゲにばかり目がいって、良く見ないと分からない程の地味な色合いのエンレイソウ(延齢草)。
毒草だが食べ物を吐き出させる薬効もある。別に白花の『大花の延齢草』『深山延齢草』がある。
白い花がいっぱい咲いているが閉じた葉を開いてみるとカタバミのような葉、するとミヤマカタバミかな?
紫陽花のような白い花をいっぱい付けている木はオオカメノキ、葉の形が亀の甲羅に似ている事からの名。
ムサシアブミは開いてくる一歩手前、何とか下から撮れたかな? シュンランも全部反対側を向いている。
今年はイカリソウが咲いていないと思ったら、カメラを担いだ男性に教えて頂いてキバナイカリソウを見つけた。
観察路出口付近に咲いていた白い小花はフッキソウ。
薬草園を水辺方面に行く途中のベニバナハクモクレン、もうそろそろ終わりだな。
地面にへばり付くように咲いているのはキランソウ。紫色なのでスミレかな?と思って近くに寄って見てみるとキランソウだったりする。
いつの間にかカラスノエンドウも咲いているんだな。
水辺に咲いているリュウキンカのような花はエンコウソウ、長い花柄をテナガザル(猿猴)の手に見立てた。茎は直立しないで横に匍っていく。
ナガバオモダカは3片花、雌雄異株だが、日本に生育するのは雌株のみ。
ヒメリュウキンカは繁殖力が旺盛なのか園内のあちこちで群生している。
バイモ、別名:編笠百合は何とか内側の編笠模様を撮ろうと苦心惨憺。
カタクリも群れて咲いているが今回は花の内側の桜模様が見えるように撮ってみた。
紫の絨毯はアメリカスミレサイシン。
温室内のオオキンバイザサ、立派な葉は生け花に利用されるそうだが、根元に目を移してみると花が咲いていた。
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