4月は次々に花が咲いてくるのであちこち見に行くのが楽しみ、でも一寸忙しいと思うのは贅沢な悩みか。
連休の合間の今日は町田えびね苑へ。藤の台団地バス停下車、坂道を上り南入口から入る。
入口にタイツリソウが咲いていたが近くのぼたん園から頂いたのだとか。
湿り気のある土地に生えるキンポウゲ科のキツネノボタン、実の形からコンペイトウグサとも呼ばれる。
白い花が綺麗に咲いていたが苑の方に聞いた所、ヒマラヤゲシだと教えて頂いた。
セリ科のセントウソウ、別名:オウレンダマシはオウレンに似ているからとの事だが花よりは葉が似ているのか。
エビネ苑で見られるエビネは、キエビネ・タカネエビネ・ヒゴエビネ・ヒゼンエビネ・キリシマエビネ、そしてジエビネ等。
今年は開花が少し遅れて今は5〜6分咲き、5月の連休が丁度満開にあたる。
茎や根茎に甘味があることから、山菜として食用とされるアマドコロ。1本の茎に多くの花を並べて下垂させる。
かたやホウチャクソウは茎の先のほうに1個ないし2個の花を下垂させる。こちらは有毒植物なので絶対に口にしないように。
ナンテンショウの仲間、蝮のようなまだら模様のあるマムシグサ、浦島太郎が釣り糸を垂れているかのようなウラシマソウ、そしてユキモチソウはその名の通りまるで丸いお餅がプウッとふくらんでいるみたい。
2枚の大きな扇形の葉をつけるクマガイソウはラン科の多年草。
せせらぎ近くに咲くクリンソウはサクラソウの仲間。
薬師池公園のヤマモミジの花。
萬葉草花苑のホタルカズラは瑠璃色の花をホタルの光にたとえたもの。
タンチョウソウは花を丹頂鶴の頭、茎を首、葉を羽に見立てているが、葉の形がヤツデに似ている事からイワヤツデの別名もある。
花が咲いた後の種子を包む毛髪のような毛、それが白く変わってくる事からオキナグサ(翁草)と呼ばれる。万葉集ではネッコグサと言う名で登場するほど古くからある植物。
随分花が大きいけれどこれもイチリンソウになるのかな? イチリンソウの花数は5〜6枚だとか、八重咲きイチリンソウと言うのもあるとか? でも八重と言う程の花数ではないし。。。
マツヨイグサはアカバナ科、花はしぼむと赤くなる。
ニシキギ(錦木)の花、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられる。
シランはラン科の宿根草。
クサノオウはケシ科の植物、「草の黄」或いは「瘡の王」。
出てくる時は少し肌寒かったが昼近くには汗ばむ程、薬師池公園は大勢の人達で賑わっていた。