すっかり秋めいて肌寒さを感じる今日の最低気温は17℃、長袖を着込んで調布野草園まで行って見る。
調布駅北口からミニバスに乗車、降りたのは柏野小学校バス停。
小学校を右側から廻った小道を5分程歩くと深大寺自然広場、その一角にある野草園は昭和59年に一般公開され約300種1万本以上の野草が植えられている。
鬱蒼としてヤブ蚊にあちこちを刺されてしまった。
白いミズヒキを見つけたがギンミズヒキだ。ミズヒキと一緒に咲いていたのはヤブマメ。
纏まって咲いていたのはシラヤマギク、花柱にも斑点があるのはホトトギス、下の方に黄色の斑紋がある。
タマアジサイの花期は7〜9月、蕾が玉のようになるのでこの名がある。
野草園の方に水生植物園への道を教えて頂いたが、歩いて10分程の距離と案外近いんだ。
水生植物園の歩道沿いにはヒガンバナ、花期は非常に短くもう終わり頃だ。赤色に囲まれて真っ白のヒガンバナ。
藤色の花はフジバカマ、ヒヨドリバナとそっくりだ。
水辺に咲いていたピンク色が綺麗なシュウカイドウ。
水生植物園の入口、トイレを挟んだ右側にソバ畑の看板がある。
登り道の途中に可愛らしい実を沢山付けていたのはクサギ、日陰にほんの僅かの花が残っていた。
登り切った平坦地が深大寺城跡、ソバ畑になっている。ソバの花は白くて可愛い花だ。
11月に収穫だが残念な事に一般の人の口には入らない、育てている深大寺小学校の生徒に地元お蕎麦やさんが手打ち蕎麦にしてふるまっているのだそうだ。
時間があるので深大寺門入口から神代植物園へ。
温室内ではショクダイオオコンニャクが随分大きくなっている。
ベゴニア・パルティータ・グレイス・ルプラとベゴニア・プセウドパルティータ・シルバースポッテッド。
ラン園に入ってみる。
キンギンソウは小笠原諸島・種子島以南に分布する日本の野生ラン、花は白からだんだん黄色に変化する。
黄色が綺麗なアサヒエビネは小笠原の父島・兄島のみに生育する固有種。
出口に咲いていたのはゴクラクチョウカ。
紫色の鮮やかな花はアゲラタムかな。
ピンクのカクトラノオ、薄紫の小花が集まって咲いていたのはシオン(紫苑)、別名オニノシコグサ(鬼の醜草)は今昔物語からの由来。
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