2013年9月23日月曜日

初秋の尾根緑道


三連休の最後、今日のお天気は朝の内は太陽が顔を覗かせていたが徐々に曇りがちになり、一歩外に出て驚いた。
なんと半袖では一寸寒いではないか、東京の最高気温24℃。

歩いていても風が冷たい、すれ違う人達も半分以上は長袖。
大田切池の傍に咲いていたアレチウリ、昭和27年にアメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入しているのが確認されたのが最初。
成長・繁殖力が強く侵略的外来種ワースト100に選定されているが、遊歩道脇の草地にも他の草木に蔓が巻き付いて縦横無尽に繁殖していた。
花の後には白い棘に覆われた金平糖のような実を付ける。
 







パークセンターでは秋のお月見の設え。


紫色の綺麗な花、しかしこれは世界最強の有毒植物であるヤマトリカブト、植物全体が毒を持っている。
ブタナは綿帽子を被っている。


遊歩道に出る階段脇の斜面には淡黄色のアキノノゲシ、春に咲くノゲシに対して秋に咲くのでこの名がある。









今日の尾根緑道は右手側に行ってみよう、こちらは多摩美大を通り国道16号に突き当たる。

遊歩道脇のムラサキシキブとシロシキブ。









ヒガンバナも随分あちこちで咲くのを見るようになった。
さらに行くとシロバナヒガンバナ、幾分ピンク色がかっている。


ママコノシリヌグイは他の草木に寄りかかりながら藪状に咲いている。
これも又おかしな名前だが、棘だらけの葉や茎からの連想で韓国では『嫁の尻拭き草』と呼ばれるとか、この草でお尻を拭いたら痛いだろうな。

イヌタデ別名アカマンマはこの花を器に盛り赤飯に見立てままごとに使った人は多いだろう。花期は6〜11月と随分と長い。


セイタカアワダチソウもこれから草地を占領してくる。雑草地に目立つ黄色はキクイモか。
 






眼前に拡がる広大な造成地、ススキの原になってしまっている。


白い花が纏まって咲いているのはイタドリかな。
空はいよいよ暗くなって今にも降り出しそう、ここで降られたら雨宿りする所もないので細谷戸橋からUタウン。


一粒、二粒と雨が顔にあたる、急ぎ足で帰りは近道の『鮎の道』に入る。
津久井往還とも言われ津久井で採れた鮎を江戸へ運んでいたことから「鮎の道」と呼ばれた。

鬱蒼とした道沿いに赤いヤマツツジが未だ咲いていた。

白い花はノコンギクかな、雑草に紛れての白は目に付きやすい。


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