お散歩途中の道脇でハギの花? 葉っぱがハギにしては細長いような? 豆果が随分沢山付いている。帰って調べた処、北米原産の帰化植物アレチヌスビトハギと判明。
草叢からツンツンと伸びているのはツルボ、野生種なので公園等で見るのよりは小型。

雨上がりのツユクサ。
ヤブミョウガの花、上の方では紫色の実が付いていたがあと少しすると黒に近い色になる。
零れ種が飛んでくるのかニラの花も道端のあちこちで咲いている。

畑の脇でヒガンバナとキバナコスモス。シロイロヒガンバナは薬科大の斜面で。

薬科大薬用園入り口のカワラケツメイ、ネムのような葉っぱ。
シソ科のシロネ。
アオイ科のローゼル、開花後、肥大した萼と苞は酸味があり生食できる。ジャムやゼリー、酒、ハーブティー等にも利用される。

足元が濡れているけれど観察路に入ってみる。
ミズヒキの赤と白。花の開いた所をなんとか撮ってみたが小さくて難しい、ボケてしまうな。

キバナアキギリは学名をサルビア・ニッポニカと呼ばれる日本のサルビア。
白色のハナシュクシャとニクイロシュクシャ。

白色のクズウコンはクズウコン科、淡いピンクのガジュツはショウガ科。どちらも大きな葉の陰から花を出している。

陸奥地方に多い事から付けられた名のオクトリカブト、トリカブトと名の付くのは殆ど毒性を持っているが、このオクトリカブトも世界で二番目と言われる強毒。
オミナエシ(女郎花)に対してオトコエシ(男郎花)はその姿が頑丈そうな事からだとか。

薄紫のシオン、「今昔物語」にも出て来る程、昔からある植物だが別名:鬼の醜草(おにのしこくさ)はちょっと可哀想。
黄色のシナガワハギ。江戸時代にユーラシア大陸から帰化したマメ科植物で品川付近に多かった事からの名。ハギ属ではなくシナガワハギ属で花は芳香物質のクマリンを高濃度で含むためハーブとして用いられる。
白い花の付け根に紅色の斑が入っているのはマキエハギ(蒔絵萩)、紫色の斑の入っているのがツルメドハギでメドハギとネコハギの雑種。

シソ科アキギリ属のタンジン、英名はチャイニーズセージ。
チョウセンゴミシの赤い実、果実に、甘、酸、辛、苦、鹹の五味のある事から付いた名。赤く熟した実を乾燥させたものから生薬を取り出す。

温室で咲いていたホシアザミ、葉がアザミのようにトゲトゲ、星型の白い花は涼しげで、つい摘んでしまいたくなるがこれは猛毒植物。白い汁液が1滴、目に付いただけで失明すると言われている。
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