風は冷たいがマフラーを巻いているので、歩いているうちにポカポカしてきた。
薬用見本園では大学の職員だろうか、男性二人が植物の管理作業をしている。
観察路への降り口には八重枝垂れ梅が三分咲き程になっている。

観察路に入ると左側に新たな道が出来ていた。分け入った処にユキワリイチゲとスノードロップがいっぱい。
花を開いてくれるのはもう少し待たないとかナ?

薄暗い観察路でやっぱり咲いていた、今日のお目当のセリバオウレン。しっかりと目を開けて足元を見ていないと見落してしまいそうなほど小さくて可憐な花。
花には真っ白な雄花と、めしべが赤っぽい色の両性花。それと雌花があるそうだがこれは数が少ないのだとか。

黄色の花はジンチョウゲ科のナニワズ、別名はナツボウズ(夏坊主)。
フキに似た花で香りのあるニオイカントウ(匂款冬)。

水性地脇の足元でフキの花、いつもここで咲いているがこんな色のは他では見たことがない。

水辺で気の早いヒメリュウキンカが2輪だけ咲いている。最盛期になると艶やかな黄色の群落で見事になる。
温室入り口で紐のようにダラリと垂れ下がっているのはヨウカクオウ、別名:ヤギツノキョウチクトウ(山羊の角夾竹桃)。
実が角のようになっているのだとか。

ポンデローサの実と上の方に花、白い花は柑橘系特有。
頭上にバナナ、そして下には落下したバナナの花と房の皮。
オオバコ科のメキシコジギタリス、メキシコ原産で日本には大正4年に渡来した。

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