昨日・今日と曇り空で今にも一雨来そう。お陰でさしもの猛暑も一休みで朝からクーラーはおろか扇風機も必要ない。
傘を持って長池公園まで行ってみる事に。
涼しいとは言ってもやはり歩いていると汗ビッショリ、湿気があるせいだろう。
自然館中庭に咲いていたノアズキ、葉がクズに似ている事からヒメクズの別名がある。
サギソウも自然館に咲いていた。
自然館裏に咲いていたセンニンソウに似た白い花はコボタンヅル、葉が牡丹に似ているからとか。
第一デッキに降りて行く途中で赤い茎に地味な花、小さな蜘蛛がせっせとよじ登っているのはアカソの花。
ノアザミは春に咲くがこちらのノハラアザミは夏から秋にかけて咲く。
オヤマボクチの蕾を見つけた、このようすでは開花は未だ大分先になるだろうな。
カタクリ観察路に降りてみるとキツネノカミソリ、写真を撮ろうと足を止めると、待ってましたとばかりにヤブ蚊が襲いかかってくるのでジッとしていられない。
このころから雨が降り始めて来た。
白の細かい花はカノツメソウ、セリ科の植物で別名:ダケゼリ。園内で一番多く見られるミズヒキ。
第二デッキを降りると一面に咲いていたのは、黄色いツリフネソウと言う事でキツリフネ、船を釣り上げたような花の形は横から見てみると一目瞭然。
足元に咲いている小さな花、花と葉の形からマメ科だと思うが、マキエハギ或いはネコハギに似てはいるが?
合歓の木のような葉、黄色の花はカワラケツメイ、果実は煎じてマメ茶として飲用される。
田圃に出たところで雨が激しくなり樹の下で雨宿り、湿地で咲き始めて来たのはサワギキョウ、下から順に咲き進んでいく。
秋の花ワレモコウ、漢字では「吾木香」「割木瓜」「吾亦紅」等があてられるが、やはり俳句などで使われるからか「吾亦紅」が一番知られている。
われもまた 紅なりと ひそやかに 虚子
白い蕾がツンツンと立っている、匂いはしっかりニラ。
淡いピンクの綺麗な花はカクトラノオ、或いはハナトラノオの名がある。
斜面を覗いてみるとクズの花も咲き始めている。秋、山や草地を歩いている時足元に紫色の花片が落ちているのを見る。頭上を仰いでみると大体がこのクズの花だ。
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