2014年6月24日火曜日

桜ヶ丘公園


昨日の予報では朝から雨と言っていたが、陽射しもあり雨なんて降りそうもないお天気。
しかし今頃のお天気は、突然空が真っ暗になりどしゃ降りになったりするので油断は出来ない。
折り畳み傘は忘れずに、お買い物の序でに都立桜ヶ丘公園まで足を伸ばして見る事に。

公園西口でバスを下車、草地にはヒメジョオンとムラサキツメクサが群落を作っている。
奥に見える黄色の群落はブタナ、タンポポの花に良く似ていることからタンポポモドキの別名がある。
タンポポの終わる頃に咲き始め、秋口まで咲いている。
帰化植物でフランスでは豚の好物である事から「豚のサラダ」と言われている。

















ピンク色が可愛いネジバナはラン科の植物で別名:モジズリ(捩摺り)、花言葉は「思慕」。
ねじれて咲くからネジバナ、と言うのは分かるが、ではモジズリの語源は?
花序が、「信夫もじずり」という織物の捩じれた模様に似ているとの説がある。

     百人一首に嵯峨天皇の皇子、源融(河原左大臣)の歌がある。
      みちのくの しのぶもじずり誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに












桜ヶ丘公園は主に3つの大きな雑木林の丘で構成されているが、その中でも一番高いのが大松山、その頂に「旧多摩聖蹟記念館」がある。
明治天皇は兎狩りや鮎漁で4回程多摩市連光寺を訪れている。それを記念して昭和5年に田中光顕が建設、その後多摩市が改修、管理・運営している。
館内のホール中央には高さ3m25㎝の明治天皇騎馬像がある。

丘陵地の園内は起伏が激しく、階段を降りて行く途中で一休みしている年配の方が、倒れている雑草を見て『イノシシが通ったのかも?』と言っていた。
蛇もイヤだがイノシシに遭遇! なんて事にはなりませんように。

サービスセンター前のトモエソウ(巴草)、花弁が一方向にねじれて巴状になる。

ひぐらし坂を登っていく途中に咲いていたホタルブクロは1本の茎に沢山の花を付けていた。



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