2014年6月29日日曜日

蝶とストケシア


昨日一日中降った雨の影響からか、晴れてはいても朝からムシムシするお天気。
なまった身体慣らしにその辺を歩き回ってみたが、足元は未だぬかるんでいる為滑らないよう気を付けながら歩く。

蜜でも吸っているのか、ストケシアの花には蝶々が止まったままジットして動かない。雨上がりのミズタマソウ。


細かな花はキヌタソウ(砧草)、果実の形が衣を打つ道具の砧に似ているからとの説がある。

1メートル以上もの草丈があるクサレダマは花の色から別名イオウソウ。


アキノタムラソウ、秋と言う名が付いているが梅雨時から初秋まで咲いている花。
仲間には白花のハルノタムラソウ、濃い紫のナツノタムラソウがある。

秋の七草のひとつキキョウは蕾の形が風船みたい、潰してみたくなる。


2014年6月24日火曜日

桜ヶ丘公園


昨日の予報では朝から雨と言っていたが、陽射しもあり雨なんて降りそうもないお天気。
しかし今頃のお天気は、突然空が真っ暗になりどしゃ降りになったりするので油断は出来ない。
折り畳み傘は忘れずに、お買い物の序でに都立桜ヶ丘公園まで足を伸ばして見る事に。

公園西口でバスを下車、草地にはヒメジョオンとムラサキツメクサが群落を作っている。
奥に見える黄色の群落はブタナ、タンポポの花に良く似ていることからタンポポモドキの別名がある。
タンポポの終わる頃に咲き始め、秋口まで咲いている。
帰化植物でフランスでは豚の好物である事から「豚のサラダ」と言われている。

















ピンク色が可愛いネジバナはラン科の植物で別名:モジズリ(捩摺り)、花言葉は「思慕」。
ねじれて咲くからネジバナ、と言うのは分かるが、ではモジズリの語源は?
花序が、「信夫もじずり」という織物の捩じれた模様に似ているとの説がある。

     百人一首に嵯峨天皇の皇子、源融(河原左大臣)の歌がある。
      みちのくの しのぶもじずり誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに












桜ヶ丘公園は主に3つの大きな雑木林の丘で構成されているが、その中でも一番高いのが大松山、その頂に「旧多摩聖蹟記念館」がある。
明治天皇は兎狩りや鮎漁で4回程多摩市連光寺を訪れている。それを記念して昭和5年に田中光顕が建設、その後多摩市が改修、管理・運営している。
館内のホール中央には高さ3m25㎝の明治天皇騎馬像がある。

丘陵地の園内は起伏が激しく、階段を降りて行く途中で一休みしている年配の方が、倒れている雑草を見て『イノシシが通ったのかも?』と言っていた。
蛇もイヤだがイノシシに遭遇! なんて事にはなりませんように。

サービスセンター前のトモエソウ(巴草)、花弁が一方向にねじれて巴状になる。

ひぐらし坂を登っていく途中に咲いていたホタルブクロは1本の茎に沢山の花を付けていた。



2014年6月18日水曜日

雨のアジサイ


今週は安定したお天気が続くかなと思ったのも束の間、今日は朝からどんよりとして今にも降り出しそうなお天気。
高幡不動の紫陽花がいまいちだったので今日は相模原北公園まで行って見ることに。
橋本駅南口2番乗り場、相模川自然の村方面行きのコミュニティバスで約15分、北公園・北総合体育館下車。

空は薄暗く、これでは写真もあまり期待できないな、と思いながらアジサイ園へ、やっぱり北公園の紫陽花は色とりどりで近辺ではここが一番。



白のアナベル、淡いグリーンから徐々に白に変化していく。八重咲きのカシワバアジサイはまさにこれぞ純白!!



アジサイ園を回っている内にポツポツと、やっぱり降って来た。



もっこもっこのぬいぐるみ発見、カシワバアジサイ・ハーモニー。

アジサイ園の奥にはバラ園が、時期的には遅いがまだ綺麗に咲いているのもある。



淡いピンクの一重のバラ、ひなあられは他のバラが終わる頃に咲く品種で春から秋遅くまで沢山の花を付けてくれる。


2014年6月16日月曜日

高幡不動紫陽花


散歩をしていると遊歩道沿いの紫陽花が綺麗に色づいて来ているのが目に入る。
このところお天気も安定しているし久し振りに高幡不動まで紫陽花を見に出掛けた。
高幡山金剛寺は新撰組副長土方歳三の菩提寺であり、総門を入ると直ぐに土方歳三の像に出会う。












平安時代の様式を模した五重塔。





そして不動ヶ丘と呼ばれる丘陵地は四国の霊場に倣った山内八十八ヶ所の札所を巡拝するコースとなっている。








道の両側に咲いているヤマアジサイを見ながら1番札所より登って行くがこれが結構な運動で一寸したハイキング。

大分以前に来た時には紫陽花が鬱蒼と咲き誇っていたような感があったが意外とまばら?
















ところどころショートカットしながら、八十八番まで下りて来た。

境内に咲いていた八重のドクダミ。


2014年6月10日火曜日

煙の木


梅雨に入った途端、毎日の雨続き。昨日は陽が射して来たかなと思って買い物に出たが、店を出た途端パラパラと降って来たなと思う間にもみるみると土砂降り。
今日も不安定なお天気との予報、遠出は断念して図書館へ返却に行く序でに回り道。

途中の街路樹シナノキでは淡黄色の花が下を向いて咲いていた。

クマシデは花よりも果苞が面白い形をしている。


雑草の中でニワゼキショウの様な花を見つけたがヒナキキョウソウかな。

斜面を覆い尽くすように咲いている黄色の花はタイリンキンシバイ。



夏の代表的な花、タチアオイは太陽に向かってぐんぐん茎を伸ばして行く。丈夫な植物なのか車道の脇でも大きな花を付けている。




ヒルザキツキミソウも今の時期どこでも見られる。デルフィニウムかなと思ったがラークスパーかも知れない。


ヤグルマギク2色。


小さな花はカスミソウ、切り花としては最もポピュラーな花。ピンクのムシトリナデシコ。


松葉のような葉のマツバギク。

真っ赤なチェリーセージ。カンパニュラ・ラプンクロイデス、別名ハタザオキキョウ、属はホタルブクロ。


そしてこちらはホタルブクロ、普通に道端に咲いている。トリトマ、英名のトーチリリーの方が花の形を顕している。



モコモコしたのはスモークツリー、正に煙の木、つい触ってみたくなるがまるでふわふわの綿菓子を触っているみたいな感触。

葉がノコギリの様に細かく切れ込んでいることからの名、ノコギリソウ。



赤紫の三角形の葉、オキザリス・トリアングラリスはカタバミ科カタバミ属。生垣の小さな花はハクチョウゲ