2014年3月25日火曜日

ハクモクレン


本日の天気予報では日中の気温は20度越え、4月増税前に美容院に行っておこうと思い、一駅隣にある美容院まで歩いて行く事に。

途中にあるハクモクレンの木、この中心のが開花寸前の一番大きな蕾、撮影時の時間は午前10時程だった。









それが帰りに見た時には何と同じ木とは思えない程、随分多くの花を付けている、撮影時間は午後2時。
汗ばむ程の陽気で薄手のジャケットも邪魔で半袖でも良いくらい。


今年初めてのシロバナタンポポ。柊に似たトゲトゲのある葉っぱに黄色の花のヒイラギナンテンは歩道脇の植え込みの随所で見られる。


固まって咲いていたクリスマスローズ。


草地にはオオイヌノフグリと一緒にナズナ(別名:ペンペングサ)の白い花が一面に咲いていたが、今週は暖かい春の陽気が続くようなので野草が一斉に咲き出す気配がする。


2014年3月22日土曜日

青梅の梅


吉野梅郷の梅が綺麗になっているとの情報で立川から青梅線で行く事に。
天気予報によると今日は晴天で昼間は15度位になり暖かい日になるとの予報、それを信じて上着は薄手にして外に出てみると少々寒い。
失敗したかな? と思いながらも戻るのも業腹、そのまま出発。

青梅行きの電車はもの凄い混みよう、青梅で丁度停車していた奥多摩行きに乗り換えたが、これも又ぎゅうぎゅう詰め。
日向和田で降車、他の人達もみんなここで降りるので行く先はみなさん一緒。
一列になって梅の公園を目指す、人の後を付いていけば良いのでこれでは道を間違えようも無い。










「天澤院」の階段を上っていくと梅の絶景ポイント。向かいが梅の公園。


「梅の公園」は入園料200円。吉野の梅は2009年に梅の木では世界初とされる「プラムポックスウイルス」の感染が市内の梅園で見つかり、感染拡大防止の為に梅農家ではほとんど梅の木を伐採してしまい、観光用の公園内の梅の木だけがかろうじて残っていたが、それも今年4月には全て伐採、来年以降は梅まつりの開催は出来ない。


「プラムポックスウイルス」とは、モモ、スモモ、アンズなど核果類の葉や果実に輪紋や斑紋を生じ、奇形果、早期落果等が起きる。
このウイルスは、アブラムシや接ぎ木によって他のウメやモモなどに伝染し、一度感染すると治療法がない為、国内からの根絶をめざして感染樹の伐採が進められているが、昨年は、東京都を始め、茨城県、滋賀県、大阪府、奈良県のごく一部で感染樹が見つかり、ほとんどは青梅市から苗木または穂木が持ち込まれ栽培されていたものだとか。

20年程前に来た時には電車を降りた所から満開の梅の木が見られ、どこを歩いても梅の花と馥郁とした香りでまさに「梅の郷」の形容がぴったりだったが、今では名所の梅の木は言うに及ばず、どこもみんな伐採済。
吉川英治記念館まで行く途中の「中道梅園」で昼食を摂ったが一本の梅の木も無く何にも無い広場で皆さんベンチでお弁当を広げていた。

オープンガーデンを開いていたお宅で咲いていたミツマタ。















紫のクロッカスが綺麗に咲いていた。














「吉川英治記念館」の庭に咲いていたのはサンシュユの花。

帰りは二俣尾駅から乗ったが、帰りもやっぱりもの凄い混みようでまるで通勤電車並み。みんな梅の花の見納めにやって来たのかな。

2014年3月17日月曜日

黄梅


他所のお宅の塀沿に黄色のカロライナジャスミンに似た鮮やかな花が咲いていたので近寄ってみたがジャスミンのような香りがないので、多分オウバイ(黄梅)だと思う。
中国では旧正月の2月頃に咲き出す事から「迎春花(げいしゅんか)」と呼ばれる木犀科ソケイ属の花。









長池自然館前のアセビ(馬酔木、別名:アシビ)がやっと房状の花を付けてきた。
有毒植物で、食べると足が痺れる、足痺れ(あししびれ)が転じてアセビになったとか。馬が食べるかどうかは不明。


一回りしようとカタクリの観察地に降りてみたが、葉がいくつか見られるだけで蕾は全く出ていない。
今年は2月の大雪と寒さの影響で花が遅くなっているようだ。
2号路のネコヤナギと、小ぶりのネコヤナギは水田脇で見つけたもの。


今年は未だあちこちで梅が咲いているしボケはほとんどが蕾。



ユキヤナギは陽当たりの良い場所にやっと数輪の花を付けたばかり。


2014年3月12日水曜日

オウレン


朝の内は肌寒い程だった今日の気温も陽が高くなるに連れてぐんぐん上昇、歩いていると上着が邪魔に感じる程になって来た。
それでも陽の射さない路地には融けきっていない雪の固まりが未だ残っている。

久し振りに薬科大へと足を伸ばしてみると、正門前に“明日13日は試験の為関係者以外は立ち入り禁止”の立て札が、今日ではなくて良かった。



途中で見つけたミチタネツケバナの小さな白い花。水田などの湿った場所に好んで生えるのはタネツケバナ、ミチタネツケバナはそれよりは乾燥した道端などに生える。






陽当たりの良い斜面を覆うように咲いているオオイヌノフグリとホトケノザ。






開花が待ち遠しいジンチョウゲの蕾。





薬科大の観察路入口に咲いていたセツブンソウは時期的はそろそろ終わりになるだろう、花茎も成長して花も随分大きくなっている。










枯葉に覆われた樹林帯に今年はセリバオウレンが随分咲いている。
雪の下で春を待っていただろう小さな白い花。



ところでキクバオウレンとセリバオウレンの花はそっくりで花を見ただけでは違いが分からないそうだ。

1回3出複葉で菊に似た葉がキクバオウレンだと言うので多分これがそうだろう。








そして随分葉が大きくなってしまっているがセリのような葉のセリバオウレン。2回3出複葉がセリバオウレンで3回3出複葉がコセリバオウレン。
















キクザキイチゲは陽が差さないと花を開かない、これが少しだけ開きそうになっていたが後はみんなしっかり花を閉じていた。

サルココッカ・フミリスの花は目立たない地味な花だが沈丁花のような強い香りで存在を主張してくる。


水辺に一輪咲いていた艶やかな花のヒメリュウキンカ。

今年初めて見つけたタンポポ、葉が蕗に似ているニオイカントウ。


足元に咲いている大きなフキの花。



2014年3月6日木曜日

河津桜


昨日は凍えるような雨のお天気、今日は晴れだが朝から冷たい風が吹くため寒さ対策は万全にとの天気予報に従って、しっかりマフラーで首元を固め一歩外に出ると『ウッー、寒い!』。
松田の河津桜が見事だとの情報で、小田急線の新松田駅下車。
「桜まつり」期間中はJR松田駅から会場までのシャトルバスが運行されているとの事、直ぐ目の前がJR松田駅。シャトルバス乗り場は反対側、しかし駅内での通り抜けが出来ない。
道案内に沿って歩いて行くに従ってなにやら駅からはどんどん離れていく、途中で道を聞きながらやっとバス乗り場まで到着。
既に20人程が並んでいるので、前の方にどのルートでここまで来たのかをお聞きしたら、その方達は新松田駅から右周りでトンネルを抜けて来たとの事、私は左周りで踏切を渡ってのルート。
「桜まつり」会場までは徒歩でも25分程だが、かなりの急坂を登る事になるのでバスは頻繁に運行しているので行きはバスに乗って正解。

河津桜は早咲き桜でオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑種であると推定されている濃いピンク色の桜。1955年に静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見、1974年にカワヅザクラ(河津桜)と命名された。



自然館方面に歩いて行くと「あぐりパーク嵯峨山苑 菜花まつり」の幟があるのでこちらへ、途中で3個100円のLLサイズのみかんを購入。
ここから又心臓破りの急坂、ハーハー言いながら登っていく途中にハコベとスミレが咲いていた。


「あぐりパーク」入口で300円の入苑料を払うとハサミが置いてあり菜の花を3本迄は摘み取りする事が出来る。


一面の菜の花と桜、苑内の散歩道を散策している内には風も治まってマフラーが邪魔。









上まで登ると芝生広場、イスとテーブルがあるので皆さんここで眼前の富士山を見ながらの昼食。
途中で買って来たミカンの甘さにビックリ。

帰りは遊歩道を満開の桜を見ながら徒歩で降りて来た。