2013年12月5日木曜日

特攻花


3日火曜日、ホームセンターへ行く序での回り道で戦車道路をお散歩。
落ち葉を踏みしめながら歩いて行くが、平日とあって歩いている人は余り見かけない。都心では考えられないような贅沢さ。












サザンカだけが爛漫と咲き誇っている。

この赤いサザンカも3週間程前には数輪の花だけだったのが今ではみっしりと花を付けている。

ジャスミンのような匂いのナワシログミ、虫に食べられてしまったのか葉のあちこちが欠けている。花に斑点があり花後の実にもこのような斑点がある。
実が熟すまで5ヶ月程もかかり、苗代の頃の5月に赤くなるそうだ。

5月頃から咲いていたヒメジョオンだがさすがにもう花がみられるのは僅かばかり。


毎日お晴天続きで今日なんて上着を着ていると暑い程、歩道沿いに咲いているのはやはりキクの花が多い。




真っ赤なチェリーセージのグレッギー。紫色はイングリッシュラベンダーの秋咲きかな。


ミツマタの蕾が付いてきた、咲くのが楽しみ。






太陽の下、鮮やかに咲いているのはテンニンギク。
太平洋戦争末期、九州知覧から飛び立った特攻機の中継地喜界島から沖縄戦へと出撃する特攻隊員たちは島の娘から贈られた野の花を空から落とし、或いは滑走路にそっと置いた。
その花の種が風に舞い、毎年滑走路周辺に咲き続け、いつしか島の人達はこの花を『特攻花』と呼び平和を願う花として大切にしていると言う。


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