今日は薬科大を散策してみよう。
土手に咲いているオオイヌノフグリ、春の花だが日当たりの良い場所なので群生して咲いている。
ふぐり(陰嚢)とは何とも可哀想な名前だがこれは明治初期ヨーロッパからの外来種で日本では元々イヌノフグリというこれより小型の草花があったが、それの果実の形がそっくりだとか。
日本産のは絶滅危惧種に指定されてほとんど見られないそうだ。
もっと綺麗に撮りたかったが私のカメラではこれで精一杯、軽量小型の一眼レフが欲しい。
このたわしみたいのは薬用植物園入り口にあったバンクシア エリキフォリア。
葉がエリカに似ているためこの名がある。
園内は未だこんなに雪が残っている。
ケブカワタ、綿毛は詰物や脱脂綿、油脂は精製して食用油・石鹸・ろうそくの原料となるそうだ、もっと近くで見たかったがこれでは中に入れない、雪がカチンカチンになっている。
モクレイジの蕾、どんな花が咲くのだろう。
ウンリュウツバキ、ヤブツバキの1種で枝が雲の中の龍のようにくねっている事から付けられた名前。
蕾を一杯つけているが紅色を覗かせているのは未だ2〜3輪だけ。
これはロードデンドロン・デコルム、花のような茶色のは何だろう、説明書の写真では白い綺麗な花だが。
ここには温室もある。
入口を入ってすぐ、こんな大きな実のなっている木があった。
ポンデローザ、説明書では食べられないがジャムとして使用できるとあった、夏みかんのような良い香りがした。
バナナが成っていた、下に垂れているのは花に見えるが「苞葉」
右側のは真下から撮った写真、花の時にみたかったナ。
と、上から霧が降ってきた、この写真ではよく分からないが、右上のモヤッとしたのがそうだ、こうして時々散水している、うっかりしていると水浸しになる。
出口付近にあったのがシロガヤツリ。
上まで行ってベンチで一休み、聞こえるのは鳥のさえずりだけ、風がないのでポカポカして気持ちよくつい眠ってしまいそう。
なにしろ一回りして出会った人は5本の指にも満たない。
0 件のコメント:
コメントを投稿