2016年5月23日月曜日

薔薇の轍

朝早くから照りつける太陽は真夏日の予感、案の定の30度超え。平塚にある『花菜ガーデン』は今頃バラが盛りだろう。
6月5日までローズフェスティバル、普段は空いている秦野駅からのバス乗り場はリュックを背負った人達が列を作っている。
ガーデン入り口の券売機でも、大勢の人出で園の方達が切符購入のお手伝い。


 




花径1〜2センチの世界で最も小さなミニバラ「グリーンダイヤモンド」 トケイソウが紛れ込んでいる。


「薔薇の轍」をぐるぐると廻って、どこもむせ返るようなバラの香り。

ピンク色が可愛いミニバラの「須恵姫」。         赤系のミニバラ「キューピッド」


なんともシック? な色のバラ


こんもりとゴージャスに。
















葉が美しいユキノシタ科のツボサンゴ、小さな花を付けている。


どこまでも続くバラとクレマチスの競演。


 


















6月に実が収獲出来る事から別名:ジューンベリーとも呼ばれるアメリカザイフリボク。
















黄色のトリトマ。

2016年5月14日土曜日

午後のお散歩

5月に入ってからは晴れるとまるで真夏のような暑さ、今からこんなに暑いなんてこれからが思いやられる。お散歩は午前中のうちに、と思いながら何やかやと雑事に追われて、結局午後になってしまった。

道端でとっても細かい直径2〜3ミリ程の花が群れて咲いている。草丈は5センチ〜20センチ程か。道の両側になんでここだけこんなに群れているのか。
調べてみたところ、ヨーロッパ原産の帰化植物ハナヤエムグラではないかと思う。




こちらの草地には草丈を伸ばしたオオニワゼキショウが目を引く。ニワゼキショウより大きくなるが花は逆にニワゼキショウより小さい。




ツメクサの仲間では一番大きくなるムラサキツメクサ。
今年初めて見つけたホタルブクロ。丈の短いのが一輪だけ斜面で俯いている。


小山内裏公園の遊歩道で色づき始めたアジサイ。





面白い形の花はオオバコ、子供の頃、根本から切り取った花柄を2つ折りにして引っ張り合いをするオオバコ相撲をした人も多いのではないか。
 

シロツメクサの淡いピンクと白色。道の右側にはピンク、左側には白色とはっきり分かれて群落を作っている。


薊の仲間で春に花を付けるのはこのノアザミだけ。















ウッドチップの足元はふわふわ。

初夏の草地はハルジオン・キツネノボタン・ギシギシが至る所に。  甘い香りを放っているのはノイバラの花。


2016年5月10日火曜日

青いケシ

晴れと雨とが2〜3日毎交互にやってくる今頃のお天気、今日はまるで梅雨になったかのようなムシムシとした曇り空。
雨になる前に都立薬用植物園に行ってこよう。多分青いケシが咲いているはず。

道端でやたら見るマツヨイグサ、花の開くのは夕方から早朝で昼には閉じる。今日のような曇り空だと午前中はまだ綺麗な花が見られるが、萎んでくると花は赤くなる。











これも道端に咲いていた、初めて見たので何だろうと調べてみたらシロバナマンテマでヨーロッパ原産の帰化植物。


薬用植物園の冷房室に咲いているヒマラヤの青いケシ。やっぱり美しい! ガラス戸越しのご対面で近くに寄れないのが残念。











温室前の鉢で鮮やかな色のオーニソガラム・ダビウムオレンジ。

生垣に使われる事の多いハクチョウゲだが、こんなにびっしりと咲いているのには中々お眼にかかれない。


金平糖のような蕾が可愛くて大好きな花、カルミア。

華やかな花はシャクヤク、木本であるボタンに対して芍薬は草本。


枝に黄色の花がいっぱいキソケイ、ジャスミンの仲間だが香りはない。

このユニークな形はソシンロウバイの実、有毒なので要注意。









20日までは二重に囲んだ柵のうち外側の柵を解放しているので有毒植物のケシを近くから見る事が出来る。

別名:虞美人草と呼ばれる真っ赤なヒナゲシ。


ハーブティーのカモミールとして広く親しまれているカミツレ、花にはりんごのような甘い香りがある。

葉はフウチソウ? そこから出ている花はニガナみたいだが?


高山植物の女王コマクサの白花と淡ピンク色、植物園の中のふれあいガーデン 草星舎で販売していたが果たして持ち帰ってきちんと育つのか? 女性2人が思案中。


中国原産の山野草のコウシンホタルブクロ。













ギョリュウ、別名:タマリスク。小さな花がびっしり付いている。












ロックガーデンに咲いていたイワカラクサ、原産地はヨーロッパ
ピレネー山脈、アルプス山脈。生育地は高山の岩場や草地。

蝋梅とは似ても似つかないが、ナツロウバイはれっきとした蝋梅の仲間。

北アメリカ原産のヤナギバチョウジソウ、有毒成分のアルカロイドを含んでいる。
何とも不思議な色合いの原種イキシア・ビリディフローラ。


マメ科のコンパクトルピナス・ブルーボンネット、アメリカ、テキサス州固有の種で州花にもなっている。











これもマメ科の植物でムラサキセンダイハギ。