2016年2月26日金曜日

セリバオウレン

今週は寒の戻りで寒〜い、寒〜い、1週間となった。それでも今日は日差しがたっぷりとあるので薬科大までお散歩。
風は冷たいがマフラーを巻いているので、歩いているうちにポカポカしてきた。

薬用見本園では大学の職員だろうか、男性二人が植物の管理作業をしている。
観察路への降り口には八重枝垂れ梅が三分咲き程になっている。


観察路に入ると左側に新たな道が出来ていた。分け入った処にユキワリイチゲとスノードロップがいっぱい。
花を開いてくれるのはもう少し待たないとかナ?



薄暗い観察路でやっぱり咲いていた、今日のお目当のセリバオウレン。しっかりと目を開けて足元を見ていないと見落してしまいそうなほど小さくて可憐な花。

花には真っ白な雄花と、めしべが赤っぽい色の両性花。それと雌花があるそうだがこれは数が少ないのだとか。



黄色の花はジンチョウゲ科のナニワズ、別名はナツボウズ(夏坊主)。














フキに似た花で香りのあるニオイカントウ(匂款冬)。


水性地脇の足元でフキの花、いつもここで咲いているがこんな色のは他では見たことがない。




水辺で気の早いヒメリュウキンカが2輪だけ咲いている。最盛期になると艶やかな黄色の群落で見事になる。











温室入り口で紐のようにダラリと垂れ下がっているのはヨウカクオウ、別名:ヤギツノキョウチクトウ(山羊の角夾竹桃)。
実が角のようになっているのだとか。


ポンデローサの実と上の方に花、白い花は柑橘系特有。

頭上にバナナ、そして下には落下したバナナの花と房の皮。
オオバコ科のメキシコジギタリス、メキシコ原産で日本には大正4年に渡来した。


2016年2月19日金曜日

マンサク

2月のお天気はコロコロと変わりやすく、寒い日と暑い日が交互にやってくる。
今日はそのうちの暑い日、上着なんて邪魔なものは折り畳んでリュックに仕舞い腕まくりでお散歩。
陽気に誘われて神代植物公園の梅園は今が盛りと多くの人達で賑わっている。



梅園の一画でマンサクが咲いている。園芸種のオレンジ・ビューティとルビー・グロー。


モリス・パリダと後ろの深紅はダイアナ。


もみじ園に降りる途中で早くもサンシュユが咲き始めているのはやはり暖かさの影響か。

クリスマスの時期に咲くバラに似た花と言う意味からクリスマスローズ。
ただクリスマスの時期に開花するのは「ニゲル」と言う品種で多くは2月〜3月にかけて咲くのが多い。俯き加減に咲いている。


ジンチョウゲの蕾。                    はぎ園で見つけたのは可憐なシバザクラ。


芝生広場の脇で一際目を引いた黄色は早春の花クロッカス、少し離れて薄紫のも。


オレンジ色のフクジュソウは「秩父紅」


2016年2月13日土曜日

節分草

昨日の天気予報では曇りだったのが朝から晴、それもとびっきりの快晴で気温はぐんぐん上昇。コートを脱いで腕まくり、それでも暑い!

昭和記念公園、ふれあい橋たもとの日本水仙葉叢の中から早くもムスカリの咲いているのを見つけた。














日本庭園の盆栽苑で梅2種


こもれびの里ではボランティアの方達が畑作業、外蔵に飾ってあった雛飾り。

こもれびの里を上ったところにはセツブンソウ。



白色の可憐な花だが、実はこの白いのは萼片、花弁は退化して黄色の蜜槽となっている。












うつむいて咲く姿は雪の雫のようなスノードロップ、実は「雪の耳飾り」の意味だそうだ。

帰り道はちょっと横道にそれて梅園へ、枝垂れ梅がほころび始めてきた。空が曇ってきたが一枚パチリ。

春を通り越して初夏のような今日の陽気、喫茶店で飲んだ氷たっぷりのアイスコーヒーでやっと人心地。

2016年2月2日火曜日

小さい春

冷え込みの厳しいのはやはり1月末から2月にかけてが一番、昨日の寒さに比べたら今日は日差しが出た分だけ暖かい。長池公園の畑では何度かの雨にも関わらず未だこんなに雪が残っている。














梅園に入ってみると紅梅が満開になって、白梅もほころび始めてきた。



足元では落下した白梅の丸い蕾をかき分けてみるとオオイヌノフグリが顔を覗かせている。


よく見るとヒメオドリコソウも葉の間から蕾を出してきた。



28日の小山内裏公園でも土を割って蕾を出して来たフクジュソウ。







明日は節分。