18日(月曜)に降った雪が未だに融けず、寒風吹きすさぶ寒い日が続いている。日陰の道は固く凍り付いた雪で歩くにもこわごわと。こんな日には暖かい温室のある所に行こう、と、新宿御苑をお散歩する事に。
新宿門から温室を目指して歩いていると右手に水仙のペーパーホワイトの群落。
日本水仙のような香りはあまり感じられない。
人だかりが出来ているのは満開の桜をカメラに納めようとしている人達。
全面ガラス張りの温室は2012年11月20日にリニューアルオープンした。
入口から入ってすぐ目に付いたのは新宿御苑で交配育成されたレリオカトレア・シンジュク190番と言う名のラン。
低木に沢山の瑠璃色の花を付けていたのはルリハナガサ、2本の飛び出した雄しべが特徴的。
紅い花が沢山、ウナズキヒメフヨウ。蕾の時は上を向いているが開花するにつれて下向きに垂れてくる。
デンドロキルム・ヴェンツェリーはフィリピンの標高300〜1000m級の高地の樹木に着生するラン。
オオベニゴウカン(大紅合歓)は合歓の木の花に似ている事からの名。
根元からまるでサンゴシトウのような真っ赤な花が地を這っているのはハランアナナス。
白い花はレモン。蕾のうちは白く、花が開くと萼が淡い紅色、花は濃い紅色のベニゲンペイカズラ。
ハナキリンの可愛らしい姿はトウダイグサ(灯台草)科独特の形。
純白のロードデンドロン・ヤスミニフロルムは熱帯アジア高地に生えるジャスミンの香りのする花。
葉も美しいエピスキア・クプレアタはイワタバコ科。湿気の多い日陰に生える。
苑内をぐるっと一回りして日本庭園にも寒桜が咲いていた。こちらは三分咲きくらいか。
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