2016年1月24日日曜日

寒桜

トラブル続きの毎日で投稿が遅れてしまったが、やっと何とか出来るようになったので先週21日(木曜)新宿御苑に行った時の写真をUPする事に。

18日(月曜)に降った雪が未だに融けず、寒風吹きすさぶ寒い日が続いている。日陰の道は固く凍り付いた雪で歩くにもこわごわと。こんな日には暖かい温室のある所に行こう、と、新宿御苑をお散歩する事に。

新宿門から温室を目指して歩いていると右手に水仙のペーパーホワイトの群落。
日本水仙のような香りはあまり感じられない。














人だかりが出来ているのは満開の桜をカメラに納めようとしている人達。








全面ガラス張りの温室は2012年11月20日にリニューアルオープンした。

入口から入ってすぐ目に付いたのは新宿御苑で交配育成されたレリオカトレア・シンジュク190番と言う名のラン。

低木に沢山の瑠璃色の花を付けていたのはルリハナガサ、2本の飛び出した雄しべが特徴的。




紅い花が沢山、ウナズキヒメフヨウ。蕾の時は上を向いているが開花するにつれて下向きに垂れてくる。

デンドロキルム・ヴェンツェリーはフィリピンの標高300〜1000m級の高地の樹木に着生するラン。
オオベニゴウカン(大紅合歓)は合歓の木の花に似ている事からの名。




根元からまるでサンゴシトウのような真っ赤な花が地を這っているのはハランアナナス。












白い花はレモン。蕾のうちは白く、花が開くと萼が淡い紅色、花は濃い紅色のベニゲンペイカズラ。



ハナキリンの可愛らしい姿はトウダイグサ(灯台草)科独特の形。

純白のロードデンドロン・ヤスミニフロルムは熱帯アジア高地に生えるジャスミンの香りのする花。

葉も美しいエピスキア・クプレアタはイワタバコ科。湿気の多い日陰に生える。




苑内をぐるっと一回りして日本庭園にも寒桜が咲いていた。こちらは三分咲きくらいか。


2016年1月13日水曜日

しずく


昨日は久方ぶりの雨降りで寒さはこの冬一番、都心でも雪がちらついたとかで、初霜の今朝、空気がキーンと凍って『冬だぁ〜』
多摩センター『グリーンライブセンター』では昼過ぎになっても屋外の植物に雫が残っている。

中央公園内で小さな子供を連れたお母さんが観ていたのはギョリョウバイ。



雫を置いた真っ赤なバラ。                 甘い香りはイングリッシュローズのスノーグース。


色とりどりのポリアンサはサクラソウ科。


『グリーンライブセンター』入口の葉ボタン。





2016年1月5日火曜日

郷土の森


この冬は年末年始と暖かい日が続き、うっかり冬だというのを忘れてしまいそう。
今日も朝から上天気、府中市郷土の森は今日から開園。この陽気に誘われてロウバイを見に出掛ける。
歩いていると汗ばんで、コートが邪魔になってくる。

緑道沿いに咲いていたボケの花。

竹と言うと普通はスッと真っ直ぐに伸びていると思って居たが、節の間が詰まってでこぼこした何とも変な形の亀甲竹は公園内茶室前で。


園内をぶらぶら歩きしていると恐竜発見! 長い尻尾のティラノサウルス。

園内の奥まった所にあるロウバイの小径。



訪れた人達のお目当てはやっぱりこのロウバイ。



いつもだと今時分は開花始めなのに、この暖かさで随分開花が進んでもう満開を過ぎている。

















濃い紅色は八重寒紅。















蕾のうちはピンクで開花すると白色になる白牡丹。


2016年1月1日金曜日

1月1日


2016年1月1日、年の初めはうららかに晴れて陽差しが上ってくると厚手のコートでは暑い程。
古いお札を納めに金峰山永林寺に。
曹洞宗寺院の永林寺は武相卯歳観音霊場四十八ヶ所41番目の寺社。

由木の赤門と呼ばれる総門、三門、本堂。





真っ赤な実を付けているのは「ハガキの木」或いは「郵便局の木」とも呼ばれるタラヨウ。
インドのお坊さんが経文を書いたのに用いられた多羅樹という木のようだと言う事からタラヨウ(多羅葉)と言われ、お寺や神社に多く植えられている。

裏の方に回ると墓地になっており其処を通り抜けると由木城跡、春は花見に絶好の場所だが今はただ裸木ばかり。


三重の塔まで上って境内を見る。

斜面から降りた所にロウバイがある。いつもだとチラホラと咲き始めるかな、と思うくらいなのが満開になっている。やっぱりこの冬は暖かいのかな。