今頃の季節は日によって寒暖差が激しく、暖房器具を出そうかな? と思う程の寒い日があるかと思うと、昨日・今日は半袖で丁度良いお天気。
出たときは曇り空だったが、歩いている内にうっすらと日が差して来た。
垣根の花はチャノキ。濃い紅色の紫陽花のような花はボタンクサギ、旺盛な繁殖力を誇り道端で咲いている鮮やかな花色は人目を引く。
薬科大の斜面にセンブリがいっぱいに咲いている。写真を撮っていると後ろから来た女性の方が「うわぁ〜、いっぱい!! 高尾山まで行く事はないわ」
センブリの近くに咲いていたピンク色の花、薬用植物園の方にお聞きしたところコバノシオガマだと教えて頂いた。
薬用植物園入口にとっても小さなサジオモダカ、縁がうっすらとピンク色。
観察路を上って行く脇にキチジョウソウが沢山咲いている。花の咲くことが少なく、たまに花が咲くと良い事があると言われるキチジョウソウ(吉祥草)だが、実際には毎年咲くのだとか。側には真っ赤な実も。
ミカエリソウ(見返り草)は、美しい花を通り過ぎる時に「見返る」ほどだとの由来から。但し見てもわかるように草ではなく木。
モミジガサは葉がモミジのような形をしている。
インドやチベット高地原産の多年草シャチクリソバ、漢字の「赤地利蕎麦」は茎の根元が赤い蕎麦の意。
藍染めの染料植物、アイの赤と白。
オレンジ色のカラスウリ。
温室内のメキシコハナヤナギはミソハギ科。
ゴレンシ、別名:スターフルーツは果実の断面が星形で果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱい。
シロヨメナ、或いはヤマシロギクは何処を歩いても花盛り。
平山城址公園に入ってみると草むらにアキノタムラソウだと思うが草丈が低いような。
野猿の尾根道沿いにノコンギクの群落、淡い色のと濃い色のが2分されて咲いていた。
六国台から降りていく階段、ここまで来る人は殆ど居ないがコウヤボウキが纏まって咲いている箇所がある。
紫色の莢はノササゲだと思うが、莢がはじけて実が見える。
再び薬科大に下りて構内を歩いていると早や冬桜と、そして樹木には夏の名残のセミの抜け殻。
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