2015年8月22日土曜日

女郎花と男郎花


朝方には涼しい風が吹くようになったが、昼間はまだまだ厳しい暑さ。
夏休み中の薬科大は歩く人もまばらで薬用植物園は果たして開いているかな? と思いながら来てみたが、良かった開いていた。

砂浜などに生育する海浜植物ハマゴウの花と実。ユーカリの葉に似た芳香があると言われる。


ボンボンのような可愛らしいオランダセンニチと黄色単色のキバナオランダセンニチ。


観察路の中は前日・前々日の雨の影響で足元が滑りやすくなっている。鬱蒼とした暗がりにノブキの白い花。

ショウガ科のウコンはカレー粉や沢庵の着色料などに用いられる。


下向きに咲いている薄紫の花はナス科のルリヤナギ、ナス科とは全く趣の違う花だが?

キツネユリ、別名:グロリオサの球根は猛毒が含まれているので要注意。ヤマイモと間違えて食べ死亡事故が起きている。


鮮やかな青花はオオボウシバナ、滋賀県大津市で栽培されるツユクサから育種された栽培変種で友禅の下絵として用いられる。

チョウセンゴミンの実は酸・苦・甘・辛・鹹の5つの味を有するところからゴミン(五味子)と呼ばれる。


淡青色のシカクマメの花と実。


ピンク色のナタマメの花と実、どちらも頭上高くつるを伸ばして緑のカーテンにするにはもってこい。


アオイ科のケブカワタは綿毛を脱脂綿に利用したり、油脂を精製して食用油、石鹸、ロウソクの原料などにする。











黄色のオミナエシ(女郎花)に対して白色のオトコエシ(男郎花)。


大きなラッパ型のの白花はアメリカチョウセンアサガオ、別名:ケチョウセンアサガオはダチュラとも呼ばれ有毒植物。


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