2015年8月25日火曜日

涼風散歩


この2〜3日は秋のような涼しさでクーラーの出番もなし。朝方には寒さで目が覚め掛けるものを出して又一眠り。
いつ雨が降ってもおかしくないような空模様だが、歩くには丁度良い。やはり暑さの盛りに歩くのとは疲れ具合が残違いで何処まででも歩いていけそう。

散歩道でクチナシに似た甘い香りのジンジャー、その隣ではタカサゴユリ(高砂百合)、鉄砲百合に似てそれよりは葉が細い事から別名;ホソバテッポウユリ。台湾の自生種が大正時代日本に入り強靱な繁殖力で各地で野生化、今頃の時期草むらの中でしばしば見かける。


小山内裏公園内大田切池脇の植え込み、白い花がぼつぼつと咲いているが、はて? 何の花か? 葉は紫陽花に似て縁には細鋸歯、パークセンターの職員さんにお聞きしたところ「多分ハコネウツギでしょう」との事。ハコネウツギは春の花だが剪定後に花を付けたりする事があるのだとか。
パークセンターのアサガオのトンネル。


キバナコスモスとヒマワリ。


マリーゴールドの花壇。

戦車道の草むらの中にダイコンソウとイヌナスビの小さな花。


2015年8月22日土曜日

女郎花と男郎花


朝方には涼しい風が吹くようになったが、昼間はまだまだ厳しい暑さ。
夏休み中の薬科大は歩く人もまばらで薬用植物園は果たして開いているかな? と思いながら来てみたが、良かった開いていた。

砂浜などに生育する海浜植物ハマゴウの花と実。ユーカリの葉に似た芳香があると言われる。


ボンボンのような可愛らしいオランダセンニチと黄色単色のキバナオランダセンニチ。


観察路の中は前日・前々日の雨の影響で足元が滑りやすくなっている。鬱蒼とした暗がりにノブキの白い花。

ショウガ科のウコンはカレー粉や沢庵の着色料などに用いられる。


下向きに咲いている薄紫の花はナス科のルリヤナギ、ナス科とは全く趣の違う花だが?

キツネユリ、別名:グロリオサの球根は猛毒が含まれているので要注意。ヤマイモと間違えて食べ死亡事故が起きている。


鮮やかな青花はオオボウシバナ、滋賀県大津市で栽培されるツユクサから育種された栽培変種で友禅の下絵として用いられる。

チョウセンゴミンの実は酸・苦・甘・辛・鹹の5つの味を有するところからゴミン(五味子)と呼ばれる。


淡青色のシカクマメの花と実。


ピンク色のナタマメの花と実、どちらも頭上高くつるを伸ばして緑のカーテンにするにはもってこい。


アオイ科のケブカワタは綿毛を脱脂綿に利用したり、油脂を精製して食用油、石鹸、ロウソクの原料などにする。











黄色のオミナエシ(女郎花)に対して白色のオトコエシ(男郎花)。


大きなラッパ型のの白花はアメリカチョウセンアサガオ、別名:ケチョウセンアサガオはダチュラとも呼ばれ有毒植物。


2015年8月13日木曜日

ミズオトギリ


ミズオトギリを観たくて長池公園へ行ってみた。開花時間は非常に短く花が開くのは午後3〜4時くらいで夕方には閉じる一日花なので時間を合わせるために3時半位に家を出た。
いつの間に雨が降ったのか地面が濡れている、風があるのでいつもよりは少しは涼しい。

これは何の花? ホタルブクロに似ているがつる性で地面を這って咲いていた。  田圃では青々としたイネが。


キンミズヒキの花と果実。


田圃の側に咲いていた淡紅色のミズオトギリ、撮影時間は午後4時15分。














第一デッキで雨の雫を受けて咲いていたミズオトギリ、撮影時間は午後4時50分。


涼しそうな青紫のサワギキョウも田圃の側で咲いていた。こんなに綺麗な花だが毒草なので要注意。


足元に小さな花が、良く観ると可愛らしいキツネノマゴ、草地に普通に咲いている。

つる性の花はヘクソカズラ、悪臭がある事から付いた名との事だが実際にはそのままでは臭いはなく、花や葉、実などをもんだり、つぶしたりすると臭気がある。


第一デッキで咲いていたミズタマソウ。










カタクリ観察路であちこちにキツネノカミソリが咲いている。ヒガンバナ科でヒガンバナ同様花が咲くときに葉はない。

日本特産種のカノツメソウはとっても小さな花。


自然館前にアンゲロニア・エンジェルフェイスとフウセンカズラ。



2015年8月7日金曜日

古代ハス


連日35度越えの猛暑日が続き、何と今日の東京の最高気温は38度!! 一雨欲しい所だが全く雨の気配無し。
涼しい間にと朝早くに家を出て、薬師池公園へハスを観に出掛けた。
町田からバスで「薬師ヶ丘」バス停下車、直ぐ下に蓮池が見える。
植えられているのは大賀ハス、今年は花数が少ないのかカメラマンの数も少ない。
昭和26年、大賀博士が千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見、うちの一粒が開花に成功。千葉県の天然記念物に指定され千葉公園から各地に根分けされた。
早朝開花し午後には花弁を閉じるため、綺麗な花を見たければ9時頃迄には来園したい。

古代ハスは、開花・閉じるを3回繰り返し、4回目の開花後花弁を閉じることなく散ってしまう。




色も最初は鮮やかなピンクから次第に白色へと変化していく。


萬葉草花苑のヤマハハコ、白い花弁のように見えるのは総包片、花は中央の黄色の部分。

タツナミソウの仲間のナミキソウ、花の形が打ち寄せる波に似ている事からの名。


秋の訪れを告げる花、ツリガネニンジンとキキョウ。