梅雨真っ只中の関東地方、今にも降り出しそうな今日の空模様、出る時には一寸は晴れるかな? と淡い期待を抱きつつ深大寺水生植物園へとやってきた。
早くもミソハギ(禊萩)が満開に近くなっている。ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)等の別名もあるようにお盆の時期に咲く。
薄ピンクの花はチダケサシ。水の中で咲いている黄色の花はミズキンバイ。根は水底の土中にあり、茎や葉が水面から上に伸びる抽水植物。環境省の絶滅危惧種に登録されている。
水中にはハンゲショウも、別名をカタシログサ(片白草)と呼ぶように葉の一部分が白くなる。花はいたって地味。
小さな白い花はセリ、1ヶ所に「せり」(競)合って生えることからの名だとか。春の七草のひとつ。
オカトラノオに似ているがこちらは湿地に生えるヌマトラノオ。
道のあちこちにヤブガラシ(藪枯らし)の小さな可愛い橙色の花を見たが、この橙色は花托で蜜が豊富にあるため昆虫が集まる。しかしその名が示すように藪を覆って枯らしてしまうほど生育が旺盛で、別名ビンボウカズラ(貧乏葛)。
草むらに鮮やかなオレンジ色のヘメロカリス。
蒸し暑さで汗ビッショリ、園を一周する間にも首筋や腕はヤブ蚊に刺され日焼け止めよりムヒを持ってくれば良かった。。。
神代植物公園の入口にあったハート形のオニバスの葉。水中には蕾がついている。花は大変美しいそうなので咲く頃に又来たいな。
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