2014年8月26日火曜日

サワギキョウ


昨日・今日と曇り空で今にも一雨来そう。お陰でさしもの猛暑も一休みで朝からクーラーはおろか扇風機も必要ない。
傘を持って長池公園まで行ってみる事に。
涼しいとは言ってもやはり歩いていると汗ビッショリ、湿気があるせいだろう。

自然館中庭に咲いていたノアズキ、葉がクズに似ている事からヒメクズの別名がある。

サギソウも自然館に咲いていた。


自然館裏に咲いていたセンニンソウに似た白い花はコボタンヅル、葉が牡丹に似ているからとか。











第一デッキに降りて行く途中で赤い茎に地味な花、小さな蜘蛛がせっせとよじ登っているのはアカソの花。

ノアザミは春に咲くがこちらのノハラアザミは夏から秋にかけて咲く。


オヤマボクチの蕾を見つけた、このようすでは開花は未だ大分先になるだろうな。

カタクリ観察路に降りてみるとキツネノカミソリ、写真を撮ろうと足を止めると、待ってましたとばかりにヤブ蚊が襲いかかってくるのでジッとしていられない。
このころから雨が降り始めて来た。


白の細かい花はカノツメソウ、セリ科の植物で別名:ダケゼリ。園内で一番多く見られるミズヒキ。


第二デッキを降りると一面に咲いていたのは、黄色いツリフネソウと言う事でキツリフネ、船を釣り上げたような花の形は横から見てみると一目瞭然。


足元に咲いている小さな花、花と葉の形からマメ科だと思うが、マキエハギ或いはネコハギに似てはいるが?

合歓の木のような葉、黄色の花はカワラケツメイ、果実は煎じてマメ茶として飲用される。


田圃に出たところで雨が激しくなり樹の下で雨宿り、湿地で咲き始めて来たのはサワギキョウ、下から順に咲き進んでいく。



秋の花ワレモコウ、漢字では「吾木香」「割木瓜」「吾亦紅」等があてられるが、やはり俳句などで使われるからか「吾亦紅」が一番知られている。
われもまた 紅なりと ひそやかに  虚子

白い蕾がツンツンと立っている、匂いはしっかりニラ。

淡いピンクの綺麗な花はカクトラノオ、或いはハナトラノオの名がある。


斜面を覗いてみるとクズの花も咲き始めている。秋、山や草地を歩いている時足元に紫色の花片が落ちているのを見る。頭上を仰いでみると大体がこのクズの花だ。


2014年8月16日土曜日

夏の御嶽


御嶽山の「レンゲショウマまつり」のポスターに引かれ、新宿発ホリデー快速おくたま1号に立川より乗車、車内はリュックを背負った人達で満員、お盆で帰省している今だったらそんなに混んでいないのでは? と思ったのは甘かった!
50分で御嶽駅着、殆どの人達がここで降りたので出口までが又大変、下を見て歩かないと階段でこけてしまう。
ケーブルカー下まで行くバス停には延々と折返しの列が出来ているが、臨時便が出たお陰で4台目のバスにやっと乗ることが出来た。
ケーブルカーは関東一の急勾配で最高斜度25度、6分間隔の運転なのでここでは一台待ちで乗ることが出来た。

ケーブルカーを降りると前方に「レンゲショウマ群生地」の看板が見える。
レンゲショウマは日本特産の1属1種の花、群生地の富士峰園地では多くのハイカーが写真を撮っているが、花が下を向いているので綺麗に撮るのは結構難しい。


歩いている内にガスが出て前方がよく見えなくなるし、肌寒くなってきたので展望食堂にて一休み。
リフトから降りて来た人達も「わぁ〜、何にも見えない〜」



御嶽神社へ降りて行く道の両脇に咲いていたのはヒヨドリバナとタマアジサイ。


2014年8月4日月曜日

真夏の散歩


毎日の猛暑でぐったりとして外出をするのにも“エイッ!”と勢いを付けないと中々出られない。

グリーンライブセンターの花達もさしもの猛暑でグロッキー気味。
旺盛な繁殖力を見せているのはリピアイワダレソウ。ミントのような香りのカラミンサ、葉はハーブティーとして利用。


今日は多少陽射しも柔らかく風があるので小山内裏公園から戦車道路までのお散歩。

初夏には白い花を付けていた夏ツバキも今は沢山の実を付けている。面白い形のコブシの実。


白とピンクのマツバボタンの名は葉が松葉に、花が牡丹に似ている事から来ている。
枝先を爪で切って挿せば簡単に増やせる事から、別名:ツメキリソウとも呼ばれる。

オレンジ色のマリーゴールド、聖母マリアの祭日に咲いていた事から「マリア様の黄金の花」。

鶏の鶏冠にそっくりなケイトウ。       色々な形のヒョウタン。



花壇には色とりどりのバーベナ、別名:ビジョザクラ。



昆虫の触角のような花柱、ホカケソウとも言われるカリガネソウが花を付けてきた。

ハキダメギクなどと可哀想な名前が付いているが良く見ると可愛い5弁花。


大きな実をつけているのはホオノキ、これも秋には赤くなり種がこぼれる。

時折マラソン人が通り過ぎる戦車道路、雑草の中に埋もれるように咲いているキツネノマゴ。


春には桜の花の下で子供連れのお母さん達がお花見をするうずまき公園、歩き疲れて葉陰で一寸一休み。