2019年5月15日水曜日

青いケシ

ヒマラヤの青いケシを見たくて東大和市駅前にある『東京都薬用植物園』にやって来た。
東京で青いケシを見られるのはここだけ。温室ならぬ冷房室で大事に管理されているので見るのもガラス越し。
メコノプシス・ベトニキフォリア
















メコノプシス・グランディス


あへん法により栽培が禁止されているケシ、二重の柵が施されているがこの時期だけは外柵が解放されている。

解放区のポピーは傍に寄って見る。



オオアザミ

ヨーロッパでは普通に見られる野生のバラ、ロサ・カニナ。ゲーテの詩やシューベルトの歌曲に歌われる「野ばら」のモデルだと言われる。

ロックガーデンでタツナミソウ2種。


猛毒のジギタリスとウスベニアオイ。


バラの仲間のハマナス、実はジャムや果実酒、お茶に使われる「ローズヒップ」

ヒナラン属のコアニチドリとヒメフウロ。


線香花火が飛び散っているようなセントーレア・モンタナ。

別名:カルフォルニアライラックとも言われるクロウメモドキ科のセアノサスのマリーブルー。
集まった蕾の様子が、「鹿の子絞」に似ている事から付いた名前のカノコソウ。



初めて見たモモイロタンポポ。               ラッパみたいなマッケニー・ピンクビュー



2019年5月14日火曜日

路傍の花

12日(日)お散歩中、道端で咲いてた花達。
高さ20〜60センチ程の細い茎をヒョロッと伸ばして少しの風でもユラユラと揺れるので撮るのに苦労したマツバウンラン。南米やオーストラリアからの侵入生物。






南アメリカ原産のアカバナユウゲショウ、明治時代に輸入されたものが何時の間にか野生化して、今や所構わずといった具合に至る所に繁茂している。

地面一杯に這うようにしているのはジシバリ、別名:イワニガナ。

たかが雑草、地味で全然綺麗ではないのに、拡大して見るとこんなに綺麗な花が、とビックリするヒメスイバ。






昨日「花菜ガーデン」の最奥、農業用地の溝沿いで小さな花が沢山咲いているのを発見。
ニワゼキショウに似ているけれど、それよりは遥かに小さく丈も短い。丁度手前にニワゼキショウ(赤紫色)が咲いていたので一緒に撮ってみた。調べてみたらアヤメ科のセッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)、北アメリカ原産の帰化植物。


こちらはニワゼキショウ、随分草丈が伸びている。      同じ場所で咲いていたイワダレソウ。


キュウリグサに似ている花姿、それよりは少し大きくピンク色のワスレナグサ。


2019年5月13日月曜日

花菜ガーデン

今日は何とか晴れるようだが、明日は雨の予報。平塚の『花菜ガーデン』ではそろそろバラが見頃になっているかも。
出かけてはみたが薄曇りでパッと晴れてはくれない。入り口では観光バスが3台も停まっているし、平日でも結構な人出。

道なりにオールドローズのエリアから入って見るが丁度満開。


バラと一緒にクレマチスが絡んでいる。












兎に角色んな種類のバラで目がくらみそう。





カナリア諸島テネリフェ島に自生している、エキウム・ウィルドプレッティ。その外見から宝石の塔と呼ばれている。一つの株で約20,000個の花が付く。


三日月山のポピーやヤグルマギク。

2019年5月4日土曜日

小さな花

この2、3日お天気は良いけれど、油断していると急に空が真っ暗になる。一寸の外出でもお布団を干して出るのは危ない。

草叢の中に極小の白い花が沢山咲いている。丁度ドクダミの葉の間から出ているのがあったので、これでどれだけ小さいかが分かると思う。アップで撮ってみると花びらの縁が薄いピンク色になっているのでオヤブジラミだと思う。


生垣のマルバシャリンバイの花。











長池公園自然館のデッキでお弁当を食べている人達がいたので私もここで一休み。

花の直径2〜3ミリ、淡い青紫色で大きさも花の形もとってもよく似ている花を2点。
中心が黄色になっているのがキュウリグサ、白くなっているのがハナイバナ。


ハナイバナとオオイヌノフグリが同じ場所に咲いていたので摘んで大きさ比較。

もう一つの小さな花、アメリカフウロ。地を這っているのはトキワハゼ。


エビネが纏まって咲いていた。


誰も気がつかないがイモの葉っぱのようなのをソッと捲ってみるとカンアオイの花。