2016年11月30日水曜日

神代植物園紅葉

11月も末になっていよいよ残すところ後1ヶ月、今年は11月としては54年振りの初雪が有り、以来寒い日が続いている。今日も午後から曇りの予報、寒さ対策はバッチリ。

植物多様性センターでまん丸の実はスズメウリ。

黒い実が沢山成っているがこれはイボタノキ、何だろうと思いセンターのお姉さんに教えて頂いた。


武蔵野ゾーンの礫地エリアで石がゴロゴロしている中でカワラノギクとカワラナデシコが咲いていた。




地面から岩肌に沿って這うように茎を伸ばしているのはリンドウ。伊豆諸島ゾーンの海岸砂地エリアのイソギク。


オモトの赤い実。








持参した昼食は暖かい温室で食べようと神代植物公園へ。

黄色の花はウスギコンロンカ。そしてピンク色の綺麗なドンベヤは“里見の春”の名札。


キツネノマゴ科のヒポエステス・アリスタタ。
紫色はこれもキツネノマゴ科のツンベルギア・エレクタ“ファアリー・ムーン”


地面から怪獣が? ウマノスズクサ科のアリストロキア・サルバドレンシスの花。蕾が沢山付いているのでしばらくは楽しめそう。

ラン室の珍しいラン。


















隣はベゴニア室。


熱帯スイレン室で花の直径が20センチ程もあるハイビスカスと睡蓮。


皆さん考える事は同じと見えて温室内のテーブルは満員。秋バラを見ながら藤棚の下でのお弁当タイム。

シナミザクラとコヒガンの影響があるとされる栽培品種のコブクザクラ(子福桜)。花期は3月下旬〜4月上旬と10月〜2月にかけての2回花を咲かせる。

紅葉園は今が一番の見頃かも。お天気が良かったらもっと赤が映えるのに。





2016年11月16日水曜日

ざる菊

NHKニュースで小田原の個人のお宅でざる菊が満開になっている模様が映し出されていた。
11月末まで一般開放されているので、出かけてみた。
小田原駅東口2番バス乗り場、県立諏訪の原公園行、ざる菊園前下車。

1株に数千個程の小菊が密集して咲き、その姿がざるを伏せたような丸い形から「ざる菊」と言われる。

入り口からこんなに沢山の菊が両側に咲いている。そこここにあったアカナス。観賞用なので食べる事は出来ない。


順路を巡って行って上から見た所。




裏に廻って行くと富士山を模した菊。個人でこれだけの菊を丹精して一斉に開花させるのは並大抵の事ではないと思うが、こちらのお宅の鈴木さんは最初1鉢の菊を育て始めこれだけになったのだとか。



バス停も「小田原斎場」だったのがざる菊の方が有名になり、いつの間にやら「ざる菊園前」とバス停の名前まで変わってしまった。

鈴木家から「小田原フラワーセンター」まで歩いても15分程と言う事なので、ここはやはり歩きたい。
途中で「総世寺のざる菊」を見る。














奥に見える白い建物が「小田原フラワーセンター」入園無料。


ローズガーデンの秋バラ。



温室「トロピカルガーデン」でアリストロキア・トリカウダタ。メキシコ原産、ウマノスズクサ科の小低木。
甘い香りを放つヤコウボク。




上から下へと順に咲いていく、ツンベルギア・マイソレンシス。

幻のフルーツ「モンステラの実」。モンステラって観葉植物で見るが実が成るの?
緑のトウモロコシみたいな実だが、この緑のうろこ状のものが剥がれた下の部分が食べられる。パイナップルとバナナを合わせたような不思議な味で沖縄や小笠原諸島では八百屋で売っているのだとか。


ウナズキヒメフヨウの赤とピンク色。


小田原駅まで戻っても未だ時間があるので小田原城に行ってみる。

天守閣に登るには入館料500円也。天守閣から相模湾を望む事ができる。左側にうっすらと見えるのは大島。


駅前で遅めのランチを。小田原なんだからお魚を、と思い「ふじ丸」で魚三昧定食、1,180円でお刺身7点盛り・あら煮・大根サラダ・お新香とわらび餅のデザートが付いていた。あら煮は骨を取るのが大変だが味が浸みて美味しかった。ご馳走様でした。