2015年1月28日水曜日

郷土の森の蝋梅


暑い程だった昨日のお天気とは一転、ベランダから見た今朝の風景はうっすらと雪模様。
郷土の森のロウバイを見に行こうと思いながら、なかなか日にちが合わなくて行けずにいたが、思い切って出掛けてみる事に。

分倍河原駅からバス便もあるが今回は歩いてみる。分倍河原駅南口バス・タクシーロータリー前のショッピングセンター『MINANO』を通り抜け左方向に直進、第三小学校前の信号を渡るとこんな案内板があり下河原緑道に入ったのがわかる。

多摩川の砂利運搬を目的として明治43年に国分寺・下河原間に開通した下河原線は大正5年には軍用鉄道、9年には国有の貨物線となり昭和8年には東京競馬場の開設に伴い支線が設けられ、競馬開催日には旅客業務も行った。
その後通勤専用電車として利用されたが昭和48年に武蔵野線の開通により旅客を、そして51年には貨物線も廃止となった。
下河原緑道は廃線跡を利用した3.4㎞程の遊歩道、真っ直ぐ歩いて行くと自然に郷土の森博物館に着くが所々で標識が出ているので迷うことはない。

緑道沿いにポツポツと白い花が咲いていたがユキヤナギ? ユキヤナギは春の花だがたまに冬にも狂い咲き(?)するとか。


郷土の森公園の奥まった場所にあるのがロウバイの小径、約100本のロウバイの木がある。

花弁が丸く花色の濃い満月ロウバイ、素心ロウバイは剣弁でレモンイエローだが近年では中間的なものがあり区別が難しくなっているのだとか。



原種のロウバイ、和ロウバイとも呼ばれ花の中心部が暗紫色で花の形も小さい。


広大な梅園だが殆どは未だ未だ未開花、その中で二分ほど開花の白梅は八重野梅(ヤエヤバイ)。
そしてこちらも野梅系の八重寒紅(ヤエカンコウ)。


ポツポツと咲いている冬桜。


2015年1月19日月曜日

上柚木公園


良く晴れた今日、昼食前の腹ごなしにと薄手のパーカーを羽織って出たが流石に1月の風は頬に冷たい。やっぱり厚いのにすれば良かったかな? と一寸後悔。
大栗川沿いの遊歩道は陽当たりが良いので歩いている間には身体もポカポカと暖まってきた。

ネコヤナギが綿毛を覗かせてきた。ミツマタの蕾も大きくなってきたが開花は未だ未だ先だな。



真っ赤なボケの蕾の先には、葉も茎も枯れた小菊が僅かばかりの色を残している。俳句では『枯れ菊』と言い冬の季語。


馥郁とした香りはロウバイ、花片が蜜蝋のように輝いている。


遊歩道の先には21ヘクタールもの広大な上柚木公園。北向きの斜面には霜が残っている。


陽当たり抜群の芝生広場では子供達が凧揚げに興じていた。

陸上競技場は大会利用が無いときは、1日1回大人1名200円・小中学生100円で個人利用が出来る。一人黙々と走っている人がいた。


12月迄はベランダのニチニチソウが綺麗に咲いていたが、年が明けると元気がなくなり枯れ始めてきたので抜いてしまったので昨日購入してきたビオラを植える事に。
ベゴニアも12月中迄は次々と花を咲かせていたのが、1月になると寒さで枯れてきた為、株元までカット。春になると茎がグングンと伸びて前年より立派な株になる。
一年中絶える事無く花を咲かせているのはゼラニウムで、これほど咲きっぱなしで疲れないのかな。

神代植物園の売店で購入したシーマニア、持って帰るのが面倒なので余り余所では買って帰る事はしないのが、何故か目が離せなくなりお買い上げ。
寒さに弱いので陽当たりの良い室内に、夕方になると葉がシナッとなってくるので、毎日鉢からこぼれる程タップリと水をやっているせいなのかこんなに花が。

セントポーリアも12月に入って花が咲き始めた。陽当たりの良い窓際に置いておくだけで年に何度か花を咲かせてくれる。こちらは1週間に一度の水やりで元気に育っている。


2015年1月3日土曜日

梅一輪


今年のお正月は元旦に雪が降り寒い年明けとなったが、今日は朝から良く晴れ風も無いため気温は一桁台でも寒さは感じない。
深大寺での初詣をさっさと済ませ裏門から神代植物公園へ。

うららかな陽差しの中、梅園でのそぞろ歩きを楽しむ人達と一緒にぐるり一巡り。
開花は未だ先だな、と思いながら歩いて行くと一輪だけ咲いていた。

同じ園内にあるロウバイも蕾のふくらんでいるのはこれだけ。


梅園の向かいには椿園。











冬の公園内は花も少なく寂しいが、見上げれば空は真っ青で空気は澄み渡り匂いまでも凛としている。


新春の展示館での寒牡丹。


葉牡丹と春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。


小山内裏公園のお正月の飾り、1月12日には里山広場で10時〜15時、恒例のどんど焼きが行われる。
どんど焼きとは正月飾りや門松、書初めなどを焚き上げ、1年の健康を願う伝統行事。