2017年12月19日火曜日

デビルフラワー

この冬は寒い日が多いが、今日は久々に寒気が緩んで朝から暖かな一日、相模原公園へと足を伸ばしてみた。
古淵駅から女子美術大学行きのバスが出ているが本数が少ないので時間を合せていかないと1時間程待つ羽目になってしまう。

女子美術大学・麻溝公園・相模原公園が一続きになっている広大な敷地。


公園内には「サカタのタネグリーンハウス」があり温室では熱帯植物が鑑賞出来る。















入口を入るとポインセチアのクリスマスツリーがお出迎え。
小さくて地味なランの花、エピテンドラム・ベロスクリプタム。

まるでアッカンベーをしているみたいなラン、エピゲニウム・ナカハラエの和名はナカハラセッコク(中原石斛)。中原さんと言う発見者の名に因んでいる。


地生ランのオナガエビネ。








ギョギョッと!(◎_◎;)、まるで悪魔のような花はブラックキャット(タッカ・シャントリエリ)。
別名:「バッドフラワー」「デビルフラワー」、花色は暗紫黒色。

日日草の様な花はキョウチクトウ科のコプシア・フルティコサ。
キツネノマゴ科のストロビランテス・ダイエリアヌス、花よりは葉を楽しむリーフプランツ。


フワフワのパフみたいなのは南アメリカ原産のカリアンドラ・ハエマトケファラ。












巨大なタビビトノキ、樹高は平均で7メートルにまで達するのだとか。これはガーデンで2年前の10月に開花したものから12月18日に収穫した種。



インド〜亜熱帯東部にかけて分布するイワタバコ科のエスキナンサス。


淡黄色の花はキツネノマゴ科のシャウエリア・フラヴィコマ。









淡紅色のメディニラ・スペキオサ、インドネシアのジャワ島原産。




幹に直接花がつく「幹生花」のゴエテア・ストリクティフロラ。



















2階に登ってみるとフブキバナとポンセチアの花園。


ネムノキのような球状の花、コンゴウカンは甘い香りがする事から別名:香りアカシア。

2017年11月21日火曜日

昼下がりの紅葉

11月だと言うのに真冬のような寒さが続いている。窓から差し込む暖かそうな日差しにさそわれ、カメラ片手に昼下がりの散歩と外に出てみたが日陰に入ると思わず『ブルッ』。
やっぱりダウンを着てくれば良かった。

首都大学を奥まで歩いて行くと紅葉の穴場。今年はどこも紅葉が早いようで、ここも一番良い時期は過ぎている。



足元の枯れ草が午後の日差しでキラキラと輝いている。

2017年11月1日水曜日

野菊いろいろ

たまの晴れ間が貴重な時期、晩秋の装いの多様性センターを巡ってみた。


シラヤマギク。











ノコンギクも咲く場所が変われば色もこんなに違う。


武蔵野ゾーン礫地エリアでゴロゴロした岩の中に咲いていたカワラノギク。


ハッとするほど鮮やかな青紫のリンドウが地を這って。


伊豆諸島ゾーン砂地エリアのハマコンギクはノコンギクの仲間。








白い縁取りの葉が美しいイソギク、葉裏が白くなっている。


世界最大のサクユリが休眠中、咲くと良いな。       大文字草の変種イズノシマダイモンジソウ。




水路や水田に生育するミズアオイ、昔はいくら抜いてもどんどん伸びる厄介な雑草だった。しかし今では希少植物になってしまった。
同じ水槽でタコノアシ。


神代植物公園で菊の展示がされている。正面入り口入ってすぐの古代菊。



バラフェスタは昨日で終わってしまったがバラの花は花期が長いのでまだまだ見頃は続いている。



温室内でホルムショルディア・サングイネア、英名はチャイニーズハットプラント。
ウマノスズクサ科のアリストロキア・トリカウダータ、これは花弁ではなく萼が発達したもの。


白から赤にと、花の色が変わるシクンシ。
クレロデンドルム・インキスム、蕾が音符のような形をしているので英名はミュージカルノート。


花はムラサキゴテンに似ているけれど、葉は毛むくじゃら、トラデスカンティア・シラモンタナ、別名:白雪姫だと思う。